湧川颯斗

湧川颯斗：若き才能が光る、Bリーグのポイントガード

2004年5月2日、広島県広島市に生まれた湧川颯斗選手は、現在、B.LEAGUEの三遠ネオフェニックスで活躍するプロバスケットボール選手です。コート上の司令塔として、持ち前の卓越したボールハンドリングとゲームメイク能力でチームに貢献しています。ポジションはポイントガード。

高校時代：全国制覇への貢献と日本代表

広島市立古田中学校から福岡大学附属大濠高等学校に進学した湧川選手は、高校時代からその才能を遺憾なく発揮しました。主力選手としてチームを牽引し、高校バスケットボール界で頭角を現します。特に、2年時には第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会で優勝に大きく貢献、大会ベスト5にも選出される快挙を成し遂げました。続く3年時にも、連覇を目指して第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会に出場しますが、準々決勝で惜しくも敗退。それでも、高校時代を通して培った経験は、彼のプロとしてのキャリアを大きく支える礎となりました。

彼の活躍は高校のみに留まりませんでした。2021年と2022年には、U-18日本代表に2年連続で選出されています。国際舞台での経験は、彼の視野を広げ、更なる成長を促す貴重な機会となったことは間違いありません。

プロへの道：滋賀レイクスターズから三遠ネオフェニックスへ

高校卒業後、2022年12月30日、湧川選手はB.LEAGUEの滋賀レイクスターズと特別指定選手契約を結びました。メディカルチェックを無事にクリアし、2023年1月からチームに合流し、2023-24シーズンのプロ契約も締結しています。滋賀レイクスターズでの経験を経て、2024年オフには三遠ネオフェニックスへ移籍。新たな環境で更なる飛躍を目指しています。

プレーヤーとしての特徴

湧川選手は、卓越したボールハンドリングとパスセンスを武器とするポイントガードです。コート全体を見渡す広い視野を持ち、的確なパスでチームメイトを活かすプレーを得意としています。また、自ら積極的にシュートを打つこともでき、攻撃のバリエーションも豊富です。若いながらも、ゲームをコントロールする力、そして勝負どころでの冷静さを兼ね備えています。

今後の展望

まだ若い湧川選手ですが、高校時代から積み重ねてきた経験と、Bリーグでのプレーを通して得た経験を活かし、着実に成長を続けています。持ち前の才能と努力を武器に、日本を代表するポイントガードを目指し、更なる高みを目指して挑戦を続けていくことでしょう。今後の活躍から目が離せません。

関連情報

Instagram: 湧川颯斗 (@hayato__wakugawa0502)
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