湯川恵子

湯川恵子は、1950年生まれの将棋および囲碁の観戦記者です。夫は将棋著作家の湯川博士。

高校時代には、作家の夢枕獏と同級生であり友人でした。出版社勤務を経て、1973年に結婚。

結婚後、夫から将棋を教わり、その才能を開花させました。女性アマチュア将棋の強豪として知られるようになり、1976年、1981年、1984年、1987年、1988年と「女流アマ名人戦」で5回もの優勝を果たしました。1988年にアマ棋戦から引退し、その後は将棋・囲碁の観戦記者として活躍しています。

2013年には、将棋ペンクラブ大賞（観戦記部門、第25回）を受賞しています。

著書

女の長考 : 将キチおばさん奮戦記 湯川恵子 著 毎日コミュニケーションズ 1986 (週将ブックス)
定跡破り!!勝つ将棋 : 振り袖飛車上達法 塚田泰明の速攻将棋 湯川恵子 著 高橋書店 1989
プロに勝った! 駒落ち将棋必勝法 湯川博士,湯川恵子共著 小学館 1994.8
言わせてもらえば 夫婦の折り返し地点に立ちどまって… 湯川博士,湯川恵子共著 毎日コミュニケーションズ 1995.11
* 囲碁・将棋100の金言 蝶谷初男共著、祥伝社新書 2006.3


湯川恵子は、アマチュア将棋界での輝かしい実績と、観戦記者としての豊富な知識と経験に基づいた記事で、将棋ファンから高い評価を得ています。また、数々の著書を通じて、将棋の魅力を広く伝え、普及に貢献しています。夫である湯川博士との共著も多く、夫婦で将棋界を盛り上げている様子がうかがえます。

近年では、TwitterなどのSNSを通じて、将棋に関する情報を発信しており、若い世代の将棋ファンからも注目を集めています。アマチュア時代から現在に至るまで、将棋界に多大な貢献をしている人物と言えるでしょう。

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