湯澤聖人

湯澤聖人：着実なキャリアを歩むサイドバック

湯澤聖人選手は、1993年10月10日、茨城県つくば市で生まれました。現在アビスパ福岡に所属するプロサッカー選手で、そのポジションはディフェンダー、中でもサイドバックとして活躍しています。高校時代は流通経済大学付属柏高等学校でプレー。同期には、後にプロサッカー選手として活躍する選手たちが多く名を連ねていました。高校時代は主にサイドハーフとしてプレーしていましたが、レギュラーの座を掴むには至りませんでした。

しかし、流通経済大学に進学すると状況は一変します。大学入学当初は下部カテゴリーに所属していましたが、右サイドバックにポジションを変更すると才能が開花。持ち前の能力を発揮し、頭角を現していきました。2年時にはチームの中心選手として活躍し、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント制覇に貢献。その活躍が認められ、全日本大学選抜にも選出される栄誉に輝きました。3年次にはU-21日本代表のトレーニングキャンプに招集されるなど、将来を嘱望される存在となっていきました。

大学卒業後の進路として、2016年シーズンから柏レイソルへの加入が発表されました。そして、同年5月には特別指定選手として登録。更なる高みを目指して、プロの世界へと足を踏み入れました。同年7月には、ユニバーシアード競技大会に出場し、全6試合にわたって活躍。チームの銅メダル獲得に貢献しました。

柏レイソルでは、2016年4月6日、ヤマザキナビスコカップでプロ初出場。続く5月13日にはJリーグデビューを果たしました。その後、京都サンガF.C.へ期限付き移籍。2017年シーズンは京都でプレーし、経験を積みました。

2018年シーズンからはヴァンフォーレ甲府へ加入。着実にキャリアを積み重ねていきました。そして2019年12月27日、アビスパ福岡への完全移籍が発表されました。

アビスパ福岡では、チームの中核として活躍。その献身的なプレーと堅実な守備は、チームの勝利に大きく貢献しています。これまで培ってきた経験と高い能力を活かし、アビスパ福岡の更なる発展に貢献し続けています。

湯澤聖人選手のこれまでのキャリアを振り返ると、高校時代から大学、そしてプロへと至るまで、常に挑戦を続け、着実にステップアップを遂げてきたことが分かります。サイドバックとして高い守備力を誇るだけでなく、攻撃面でも貢献できる選手として、今後の活躍にも期待がかかります。

所属クラブ

谷田部FC
つくばFC (牛久市立下根中学校)
流通経済大学付属柏高等学校
流通経済大学
柏レイソル (特別指定選手)
柏レイソル
京都サンガF.C.（期限付き移籍）
ヴァンフォーレ甲府
アビスパ福岡

タイトル

クラブ
流通経済大学付属柏高等学校
全国高等学校総合体育大会千葉県大会：2010年
全国高等学校サッカー選手権大会千葉県大会：2010年
流通経済大学
総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント：2013年、2014年
全日本大学サッカー選手権大会：2014年
茨城県サッカー選手権大会：2015年
アビスパ福岡
Jリーグカップ：2023年

代表・選抜
全日本大学選抜
デンソーカップチャレンジサッカー：2014年
個人
全日本大学サッカー選手権大会 ベストディフェンダー賞：2014年

代表・選抜歴

全日本大学選抜 (2014年 - 第28回デンソーカップチャレンジサッカー)
ユニバーシアード日本代表 (2015年 - 第28回ユニバーシアード競技大会)
* U-22日本代表 (2015年 - AFC U-23選手権2016予選（予備登録メンバー）)

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