滑川市立早月中学校

滑川市立早月中学校について

滑川市立早月中学校（なめりかわしりつ はやつきちゅうがっこう）は、富山県滑川市に位置する市立の中学校です。この学校は1949年に設立されて以来、地域の教育の拠点として多くの生徒に愛され続けています。

沿革の詳細

滑川市立早月中学校の歴史は1949年4月1日に始まります。当時、浜加積村と早月加積村にある北野中学校と東北中学校が統合され、北加積村外三ヶ村学校組合立の早月中学校が設立されました。開校は同年の4月22日であり、これからの教育活動がスタートしました。その同年の11月1日には、草競馬場としての利用があった中野島から野町へかけて林が整備され、校舎が建設されることとなりました。

設立初年度には、遠方からの生徒を受け入れるための寮『早月寮』も完成しました。また、同年の7月29日には校章が、1951年3月10日には校旗がそれぞれ制定されました。これにより、校のシンボルが形作られ、学校のアイデンティティも確立されていきました。

その後、1960年代に入ると学校施設の整備が進みます。1962年には体育館、1966年には鉄筋コンクリートの教室棟、1968年には管理棟が竣工され、校舎改築工事が進展しました。1973年には特別教室および格技館、1979年にはプールが整備され、さらなる施設充実が図られました。

2001年には、全国初のインテリジェント・エコスクールとして新たな校舎が完成しました。この新校舎は、地域交流センターも併設されており、地元住民との交流の場としても機能しています。建設にかかった費用は約18億8,500万円という大規模なものでした。また、体育館も旧校舎のコンクリートを再利用して新たに建設され、地域資源を活用した形で完成しました。

通学区域

早月中学校の通学区域は、東部小学校区、北加積小学校区、そして東加積小学校区に分かれています。地域の小学校からの生徒がこの中学校へ進学する形となっています。

施設と周辺環境

滑川市立早月中学校は、周囲には国道8号（魚津滑川バイパス）が通っており、アクセスが大変良い立地に恵まれています。この地域は自然環境も豊かで、学生たちが学ぶための良い環境が整っています。

著名な卒業生

この学校の著名な卒業生には、現滑川市長である上田昌孝氏がいます。彼は政治家として地域の発展に貢献している人物で、多くの学生の模範となっています。

おわりに

滑川市立早月中学校は、長い歴史と多様な教育環境を持つ学校です。地域とともに成長し続けるこの学校は、これからも次世代のリーダーを育成する重要な役割を果たし続けていくでしょう。

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