滑川郵便局

滑川郵便局について



滑川郵便局(なめりかわゆうびんきょく)は、富山県滑川市に位置する郵便局で、その歴史は1872年にまで遡ります。元々は集配普通郵便局として運営され、民営化された後も地域住民にとって重要な役割を果たしています。

概要



沿革


滑川郵便局の歴史は明治時代の1872年8月4日、当時の大町に滑川郵便取扱所として設立されることから始まりました。1873年には四等郵便役所に昇格し、1875年には滑川郵便局に改称されました。これに続き、為替業務が開始されたり、貯金の取扱いが始まったりと、サービス内容が拡充されていきました。

1881年には大火によって局舎が被害に遭い、一時は機能に影響が出ましたが、翌年には運営を再開し、1882年には三等郵便局としての地位を確立します。また、1889年には滑川電信局と合併し、郵便電信局としての業務も展開し始めました。

その後も滑川郵便局は、電信為替や小包郵便の取り扱いを開始し、逐次発展を続けていきます。時代の流れの中で電話通話業務を開始したのは1907年のことでした。

1945年12月には特定郵便局から普通郵便局に昇格し、さらなる発展を遂げます。近年では、1999年に外国通貨の両替や旅行小切手の取扱いを始め、2007年には民営化に伴い、郵便事業滑川支店に業務の一部を移管しました。最終的に、2012年郵便事業滑川支店が滑川郵便局に統合されました。

取扱内容


滑川郵便局では、郵便サービスに加え、印紙やゆうパックの取り扱い、貯金や為替、振替などの金融サービスも行っています。また、生命保険自動車保険医療保険などの保険商品も提供しており、地域のニーズに応えています。さらに、地域全体の集配業務も担当しており、滑川市や意義ある中新川郡の一部をカバーしています。

アクセス


滑川郵便局へのアクセスは便利で、富山地方鉄道本線中滑川駅から徒歩わずか約6分の距離に位置しています。また、滑川市のコミュニティバスも利用可能で、「滑川郵便局前」という停留所があります。自動車を利用する際は、北陸自動車道の滑川ICからアクセスできるほか、駐車場も完備されており、13台分のスペースを持っています。

近隣情報


周辺には滑川市役所や市民会館、さらには滑川市立寺家小学校もあります。これらの施設は地域の交流の場としても機能しており、郵便局とともに地域の発展に寄与しています。滑川郵便局は、信頼のおける郵便サービスを提供し続けており、地域社会にとって欠かせない存在となっています。

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