激しい雨が

THE MODSの4枚目のシングル「激しい雨が」は、1983年9月21日にEPIC・ソニーからリリースされました。このシングルは、THE MODSの代表曲の一つとして、多くのファンに愛されています。

表題曲の「激しい雨が」は、マクセル『UD I』のCMソングに起用され、THE MODSのメンバー自身もCMに出演しました。このタイアップにより、楽曲は幅広い層に知られることとなり、バンドの知名度向上にも大きく貢献しました。

B面には「TWO PUNKS」が収録されています。この曲は、1982年1月24日に行われたコンサートツアー『“The News Beat Gig”Tour』の福岡市民会館公演のライブ音源です。7分を超える長尺の楽曲であるため、通常の7インチレコードが45回転で再生されるのに対し、このシングルでは33 1/3回転で再生されるという特殊な仕様となっています。ライブならではの熱気と迫力が感じられる貴重な音源です。

「激しい雨が」は、多くのアーティストによってカバーされており、その人気の高さを物語っています。

主なカバーアーティストとしては、以下が挙げられます。

GREEN GINI WITH MICK JONES: 2001年にリリースされたTHE MODSのトリビュートアルバム『THE MODS TRIBUTE SO WHAT!!』に収録。
大黒摩季とフレンズ: 2004年のカバーアルバム『COPY BAND GENERATION VOL.1』に収録。また、2012年発売のカバーオムニバスアルバム『女子会ロック! girl meets boy』にも収録されています。大黒摩季のパワフルなボーカルが魅力的なカバーです。
SHOW-YA: 2014年のカバーアルバム『Glamorous Show〜Japanese Legendary Rock Covers』に収録。女性ロックバンドならではの力強いアレンジが特徴です。

B面の「TWO PUNKS」もまた、複数のアーティストによってカバーされています。

藤井フミヤ: 1995年のスタジオアルバム『R&R』に収録。藤井フミヤの個性的なボーカルスタイルが、原曲とは異なる魅力を引き出しています。
* POTSHOT: 2001年のTHE MODSトリビュートアルバム『THE MODS TRIBUTE SO WHAT!!』に収録。パンクバンドらしい疾走感溢れるカバーとなっています。

このシングルは、THE MODSの代表的な作品の一つであり、ロックファンにとって必聴の作品と言えるでしょう。「激しい雨が」のキャッチーなメロディと、「TWO PUNKS」のライブならではの臨場感、そして様々なアーティストによるカバーを通じて、THE MODSの音楽の魅力を深く感じることができます。

関連情報として、THE MODSの公式サイトには、このシングルに関する紹介ページがあります。また、YouTubeなどの動画サイトでは、「激しい雨が」のライブ映像や音源を視聴することができます。さらに、歌ネットでは、「激しい雨が」の歌詞を確認することができます。これらの情報も合わせて参照することで、このシングルをより深く楽しむことができるでしょう。

THE MODSは、1981年のデビュー以来、日本のロックシーンを牽引してきたバンドです。その音楽性は、パンク、ロックンロール、R&Bなど、様々な音楽ジャンルからの影響を受けており、独自の世界観を築き上げています。彼らの楽曲は、多くの若者たちの心を掴み、現在でも多くのファンに愛されています。この「激しい雨が」も、そんな彼らの魅力を凝縮した一曲と言えるでしょう。

もう一度検索