濱将乃介

濱将乃介のプロフィール

濱将乃介（はま しょうのすけ、2000年5月3日生まれ）は、大阪府大阪市住吉区出身のプロ野球選手で、現在中日ドラゴンズに所属しています。彼は内野手と外野手として活躍し、右投左打のスタイルです。

経歴

プロ入り前

幼少期から高い運動能力を誇っていた濱は、3歳の頃には補助輪なしで自転車に乗れるほどでした。父親の影響を受けて4歳からキャッチボールを始め、5歳には地元の軟式野球チーム「住吉フレンド」に加入。

小学生時代は野球だけでなく、テニスやサッカー、水泳、ボクシング、空手などさまざまなスポーツを経験。その中でも投手と捕手として活躍しました。中学校では枚方ボーイズと大阪福島リトルシニアでプレーし、両方のチームで投手や外野手を務めました。

高校は東海大学付属甲府高等学校に在籍し、3年生から野手に転向。県大会では素晴らしい成績を残しましたが、甲子園出場は果たせず、プロ志望届を提出するも指名は得られませんでした。独立リーグを目指し高知ファイティングドッグスに入団することになります。

高知ファイティングドッグス時代

2019年には高卒1年目で中軸に起用され、62試合出場し打率.256を記録します。2020年には初本塁打を放ち、その後も出場試合数を増やしました。2021年にはさらなる成長が見られ、リーグ2位の打率をマークするなど躍進しますが、ドラフト指名には至りませんでした。

福井ネクサスエレファンツ時代

2022年、彼は日本海オセアンリーグの福井ネクサスエレファンツに移籍。ここでも盗塁に特化し、37盗塁を記録してリーグの盗塁王に輝きました。NPBからの調査書も届き、中日ドラゴンズから5位指名を受け、プロ入りを果たします。

中日時代

2023年のシーズンは、二軍で多く出場し内外野をこなすも打率を伸ばせず苦しみます。オフには台湾で開催されたウィンターリーグにも参加し、経験を積まれました。2024年から外野手にコンバートされることになりました。

プレースタイル

濱の特徴は、50m走5秒9の脚力と、打撃においてどの方向へでも長打が打てるバットコントロールです。守備面でも強肩を評価されており、高校時代にはウエイトトレーニングでの成果も見せています。特に彼の肩は監督からも高く評価されています。

人物

「将乃介」という名前には、父のゴルフ選手と歌手のファンであったことが由来しています。また、目標にしている選手として糸井嘉男を挙げています。

現在の評価

彼は独立リーグでの成功を経て、中日ドラゴンズでも期待される若手選手として着実に成長しています。今後の活躍に目が離せない選手です。

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