瀬古歩夢

瀬古歩夢のプロフィール

瀬古 歩夢（せこ あゆむ）は、2000年6月7日生まれのプロサッカー選手で、大阪府大阪市大正区に出身します。現在、スイス・スーパーリーグのグラスホッパー・クラブ・チューリッヒに所属し、ディフェンダーとして活躍しています。利き足は両足で、様々なスタイルのプレーを可能にします。日本代表としても選ばれ、多くの注目を集める選手です。

幼少期からプロ入りまで

瀬古は幼少期からサッカーに親しみ、友人である池田昌生がセレッソ大阪のジュニアユースに加入したことをきっかけに、同チームのU-12に入団しました。2016年にはセレッソ大阪のトップチームに2種登録選手として登録され、その後、U-23チームでJ3リーグに出場しました。この経験が、プロの舞台での適応力を高める助けとなりました。

特に2017年は、ユン・ジョンファン監督に認められ、トップチームの練習に参加。また、2017年5月24日にはルヴァンカップでヴィッセル神戸戦に出場し、プロデビューを果たしました。このとき、彼は16歳11か月という若さでのデビューでした。

セレッソ大阪でのキャリア

2018年10月、瀬古はプロ契約を交わし、翌年の2019シーズンにはJ1リーグでのデビューを果たしました。この時期、彼はビルドアップ能力を評価され、出場機会が増加。特に9月には川崎フロンターレ戦で初ゴールを記録し、同年のチームは年間総失点数が25で、Jリーグ史上最少失点記録を樹立しました。

2020年シーズンも注目され、セレッソ大阪でのスタメンとして活躍しました。体を張った守備や低い弾道のフィードを駆使してコンビを組んだマテイ・ヨニッチとの連携が光りました。この年の活躍を受けて、彼はルヴァンカップのニューヒーロー賞とベストヤングプレーヤー賞に輝くなど、多くの評価を得ました。

グラスホッパー・クラブ・チューリッヒへの移籍

2022年1月、瀬古はスイスのグラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ完全移籍。チューリッヒではボランチとしても起用され、2023-24シーズンには36試合に出場しました。彼はセンターバックでの役割を希望していますが、チームには多くの同ポジション選手がいるため、ダブルボランチでの起用が多くなっています。

日本代表としての活躍

各世代別の日本代表に選出され、特に2019年のFIFA U-20ワールドカップではメンバー入りを果たしました。その後、東京オリンピックではバックアップメンバーとして招集され、出場機会こそありませんでしたが、2023年3月に日本代表に召集され、キリンチャレンジカップでのウルグアイ戦で国際Aマッチデビューを達成しました。その後もペルー戦に出場し、さらなる活躍が期待されています。

所属クラブとタイトル

瀬古は、子供時代から中泉尾JSC、セレッソ大阪の様々なユースチームを経て、セレッソ大阪のトップチームに進出しました。セレッソ大阪では、Jリーグカップ、天皇杯などのタイトルを獲得しています。また、個人としてもニューヒーロー賞やベストヤングプレーヤー賞を受賞し、将来のスター選手としての地位を確立しています。

彼のプレースタイル、成長、そしてサッカー界での今後の長い旅路が楽しみです。

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