瀬戸大橋通り

瀬戸大橋通りの概要

瀬戸大橋通り（せとおおはしどおり）は、香川県高松市にある都市計画道路高松海岸線の愛称です。この道路は新開橋北詰交差点から郷東大橋東詰に至る区間を指し、1988年1月28日に愛称が制定されました。名称の由来は、この通りがさぬき浜街道を通じて瀬戸大橋坂出北ICに接続することに由来しています。

道路の特徴と構造

瀬戸大橋通りは、都市計画道路高松海岸線の一部であり、具体的には高松市道屋島西町17号線、高松市道高松海岸2号線、高松市道高松海岸線の全線、そして香川県道157号高松東港線の一部に該当します。この通りは高松市の北端を海岸沿いに東西に走り、車線数は最大で6車線（一部区間は暫定的に2車線）で構成されています。

終点にあたる郷東大橋東詰からは香川県道16号高松王越坂出線に接続し、以西は県道や市道が混在しながら延々とさぬき浜街道として坂出市や丸亀市などの沿岸部都市に続きます。

さぬき浜街道との関係

郷東大橋東詰以西は「さぬき浜街道」という愛称が付けられているものの、実際には道路が一体的に構成されているため、地元メディアや県警の資料ではこの道路を「さぬき浜街道」として扱うことが一般的です。道路標識に関しては、両者は別々に扱われており、瀬戸大橋通り区間にはさぬき浜街道の標識が存在しません。ただし、最後の郷東大橋東詰には瀬戸大橋通りの終了標識があるものの、以西のさぬき浜街道の開始標識は存在しないため、両者の境界があいまいです。

また、坂出北IC付近の旧市道区間には「瀬戸大橋記念通り」の標識があり、興味をそそられます。

路線データ

• - 起点: 香川県高松市屋島西町字亥浜2507番地16（新開橋北詰交差点）
• - 終点: 香川県高松市茜町840番地7（郷東大橋東詰）
• - 基本幅員: 20m（4車線区間）
• - 車線数: 4車線、6車線（特定区間）、暫定2車線（本町踏切-寿町交差点）
• - 最高速度: 50km/h（ただし、暫定2車線区間では40km/h）

橋梁と都市計画

当通りにはいくつかの橋梁が含まれており、例えば屋島大橋は全長420.1mでこの道路の重要な部分を成しています。また、全線が都市計画道路に指定され、1946年にその目的が定められました。都市計画道路高松海岸線としての総合的な計画が進められていますが、いくつかの部分では未供用の区域も存在しており、今後の拡張が期待されています。

沿線の施設と自治体

この道路は高松市内の様々な施設との接続も果たしており、多岐にわたる地域資源が利用可能です。高松市立朝日町庭球場や高松城玉藻公園などの文化施設にアクセスでき、また高松市東部下水処理場や高松パブリックゴルフコースなどもこの通りに位置しています。

結論

瀬戸大橋通りは、香川県高松市の重要な交通路であり、地域の発展や観光資源の活用に寄与しています。今後の整備や交通の便の向上が期待される道路です。

もう一度検索