瀬戸山清香

瀬戸山 清香

瀬戸山 清香（せとやま さやか）は、1987年4月3日生まれ、宮崎県出身の日本の歌手。現在はUCMに所属している。かつては、女性3人組ボーカル&ダンスユニット「EARTH」のメンバーとして広く知られた。

経歴

幼い頃から歌やダンスに才能を見せ、音楽の世界を志す。2000年2月23日、EARTHの一員としてシングル「Stony Craft」でメジャーデビュー。キュートなルックスと確かなパフォーマンスで注目を集め、同年に行われた第42回日本レコード大賞では新人賞を受賞するなど、将来を嘱望される存在となった。

EARTHは2005年1月に解散したが、瀬戸山は音楽への情熱を失うことなく、自身の表現を追求し続けた。解散後は、バンドSPやGifted Artのメンバーとして音楽活動を再開。様々な編成やジャンルでの活動を通じて、アーティストとしての経験を積んだ。

2008年に入ると、活動の幅をさらに広げた。同年2月にはBLUE ROSEに所属。3月には雑誌「FLASH」にグラビアが掲載され、歌手以外のメディアでも注目を集める。8月にはインターネットテレビGyaOの番組『Dream Girl』で特集が組まれ、人気ミュージシャンの真矢による取材を受けるなど、メディア露出も増加した。その後も、2009年にはバンドBLAZEを結成するなど、精力的に音楽活動を展開した。

2011年秋には、妹の瀬戸山茜が「ミスFLASH 2012」セミファイナリストに選ばれた時期と重なるように、活動拠点を一時的に故郷である宮崎に移した。しかし、翌2012年6月には再び活動の中心を東京に戻し、本格的な音楽活動の再開に向けて準備を進めた。

2013年6月3日、代官山LOOPで開催されたライブイベント「PopLooPop」への出演を皮切りに、ソロアーティストとしての活動を本格的に再開。以降、ライブハウスを中心に精力的に活動し、ファンに歌声を届けた。2014年9月には自身の公式ブログをリニューアルし、より積極的な情報発信を行う。同年9月15日には原宿アストロホールでのライブイベントに出演し、そのパフォーマンスは後日YouTubeでも配信された。2016年4月6日には、目黒Blues Alley Japanにて初のワンマンライブを成功させるなど、ソロアーティストとしての存在感を確立していった。自身の誕生日である4月3日には、バースデーライブを開催することも恒例となっている。

また、自身のライブ活動だけでなく、他のアーティストのサポートも積極的に行った。2012年には河村隆一、2015年にはSE7ENの日本ツアーにコーラスとして参加し、経験を積んだ。さらに、2017年には舞台『Just do it ！〜やるっきゃない〜』に出演し、俳優としても活動の場を広げた。

2018年10月11日からは、新たにUCMに所属。これを機に、ソロ名義での作品リリースも再び活発化する。

作品

EARTH解散後、ソロアーティストとして複数のシングルやEPをリリースしている。自身の作詞や作曲も手掛けており、シンガーソングライターとしての側面も持つ。

シングル
LAST PIECE（2008年）: ソロとして初のシングル。GyaO番組テーマソングやカゴメCMタイアップ曲などを収録。自身も作詞に参加。
For you（2018年）: 自身の誕生日リリース。作詞・作曲を手がけた。
Brand New Story（2019年）: 全曲Instrumental付き。作詞・作曲（一部共作）を担当。HTB『情報ビュッフェ』EDテーマ曲を含む。
EP
20（2020年）: タイトルは名前に由来。Instrumental付き。作詞・作曲（一部共作、ラップ詞）や編曲も担当。

その他、パチスロ機種「犬夜叉」のためにオリジナル楽曲「絆の刃」を制作するなど、幅広い分野で楽曲提供も行っている。

メディア出演

音楽活動と並行して、テレビやラジオ番組にも多数出演。特に、ラジオ番組では自身の音楽や活動について語る機会が多い。主な出演歴として、MBS『中川家、フットボールアワーのMUSIC COMPANY』やGyaO『Dream Girl』、ラジオではSOUND PLANET、調布FM、FM FUJIなどの番組に出演している。

現在も、所属事務所UCMのもと、ライブ活動や作品制作など精力的に活動を続けている。公式ウェブサイトやYouTubeチャンネル、X（旧Twitter）などのSNSを通じて、ファンに向けて情報を発信し、交流を深めている。

もう一度検索