無理矢理、マツコ。とは？意味をやさしく解説

『無理矢理、マツコ。テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ～』

この番組は、マツコ・デラックスがテレビ東京の深夜に放送された5つの単発番組で、様々な企画に「無理矢理」挑戦させられるという異色のプロジェクトです。2018年 5月20日から6月11日にかけて、日曜未明（土曜深夜）と水曜未明（火曜深夜）の「ソコアゲ★ナイト」枠で放送されました。企画内容は事前にマツコ本人に知らされることなく、文字通り「無理矢理」出演させられるというスタイルが特徴です。

企画内容

マツコ監禁 100人の愚痴を聞く

5月20日放送。マツコが監禁部屋を模したスタジオで、ひたすら人々の愚痴を聞き続けるという企画です。スタジオにはゲストも登場し、直接愚痴を語るパートと、VTRで愚痴を聞くパートが交互に放送されました。30分の放送枠に収まりきらず、一部映像は倍速編集されました。ナレーションはガンバレルーヤのまひるが担当。放送されなかった映像は「こぼれマツコ。」としてネット配信されました。

マツコがマネーをあげたいクイズ

5月22日放送。通称MMQ。マツコが司会を務めるクイズ番組です。回答者が正解すると賞金100万円が贈呈されます。マツコは5枚のカードから問題を選び、回答者をサポートします。問題はA（超簡単）、B（一般常識）、C（正解率10％以下）の3段階で、不正解を3回すると失格になります。クイズが苦手な回答者が集められましたが、SASUKEオールスターズチームが1回の不正解のみで全問正解を達成しました。ディーラーはテレビ東京アナウンサーの原田修佑が担当。

レンタルマツコ！マツコ、20分100円でレンタルはじめたってよ

5月27日放送。スタッフが街でマツコを20分100円で貸し出すという企画です。売り込みは小岩で行われ、最終的に2軒の家へレンタルされました。依頼内容は「彼女へのサプライズ」と「愛犬の散歩」でした。番組タイトルには20分100円とありますが、実際には料金は受け取っていません。

マツコ、昨日死んだってよ。

5月30日放送。マツコが棺桶に入った状態で番組が進行するという異質な内容です。マツコが死去したという設定で、追悼特番を模したコントが展開されました。過去の発言や親交のあった人物がマツコを偲びます。番組冒頭にはニュース速報のVTRが挿入され、番組終盤では、マツコが概念化するという斬新な演出も。ナレーションは元NHKアナウンサーの有働由美子が担当しました。

テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ～

6月11日放送。番組の反省会と総括を行う回です。マツコ、テレビ東京の経済解説委員の池谷亨、プロデューサーの濱谷晃一がスタジオに集まり、企画を振り返ります。過去のテレビ東京での出演作も振り返り、マツコはテレビ東京に対する思いを語りました。他のテレビ局との比較を交えながら、テレビ東京の現状を分析しました。

番組の特徴

このプロジェクトは、マツコ・デラックスという人気タレントを起用しつつ、テレビ東京らしい実験的な企画に挑戦した点が特徴です。番組は、マツコ自身も予測不能な状況に置かれることで、彼女の新たな魅力を引き出しています。深夜帯の放送ということもあり、挑戦的な企画が多く、視聴者に新鮮な驚きを提供しました。

各番組では、豪華なスタッフ陣が参加しており、そのクリエイティブな力が番組を盛り上げています。マツコとスタッフの掛け合いも見どころの一つです。また、番組内で使用された小道具や美術セットも凝った作りで、各企画の雰囲気を高めています。

出演者

マツコ・デラックス
各企画のゲスト、ナレーター、司会者

スタッフ

各企画によって、プロデューサー、ディレクター、構成作家、技術スタッフなど、多くのスタッフが参加しています。各企画の詳細は上記の項目に記載しています。

無理矢理、マツコ。