熊本県立河浦高等学校

熊本県立河浦高等学校



熊本県立河浦高等学校は、熊本県天草市にかつて存在した県立高等学校です。軟式野球部が全国高等学校軟式野球選手権大会の常連校として名を馳せました。

特徴的な学校行事



河浦高校では、毎年1月末に卒業を控えた3年生と教職員がラグビーで対戦する「送別ラグビー」が恒例行事でした。これは、師弟間の絆を深めることを目的としたユニークなイベントとして親しまれていました。

沿革



河浦高校の歴史は、1950年に天草郡の元一町田他3カ村(新合、二浦、魚津)学校組合立一町田農業高等学校(定時制)として開校したことから始まります。その後、1951年に熊本県に移管され、熊本県立天草農業高等学校一町田分校(定時制)となりました。

1958年には熊本県立一町田農業高等学校として独立認可を受け、1963年には農村家庭科が生活科に改編されました。1966年には普通科が設置され、総合的な高校としての性格を強めていきます。1973年には熊本県立河浦高等学校に改称し、家政科が設置されました。1988年には農業科が農業・園芸科に改編、1993年には農業・園芸科が園芸科学科に改編されています。

2015年に生徒募集を停止し、普通科は熊本県立牛深高等学校に統合、園芸科学科は熊本県立苓明高等学校熊本県立苓洋高等学校と統合し熊本県立天草拓心高等学校となりました。そして2017年、惜しまれつつも閉校しました。

学科・コース



河浦高校には、以下の学科・コースが設置されていました。

園芸科学科
園芸コース
生活・福祉コース
普通科
Aコース
Bコース

WANIMAのサプライズライブ



2017年3月22日にフジテレビ系列で放送された2017FNSうたの春まつりでは、卒業・閉校前の2月16日に、当校が所在する天草市出身のロックバンドグループWANIMAがサプライズでライブを行いました。閉校を前に、生徒たちにとって忘れられない思い出となったことでしょう。

関連項目



熊本県高等学校一覧
日本の農業に関する学科設置高等学校一覧

外部リンク



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