熊本県立熊本農業高等学校

熊本県立熊本農業高等学校について

熊本県立熊本農業高等学校（略称：熊本農または熊農）は、熊本市南区に位置する県立の農業専門高校です。1899年に設立された熊本農業学校を起源としており、1948年には現在の校名に変更されました。創立からの長い歴史があり、2009年には110周年を迎えました。

設置課程・学科

この学校では、全日制の7学科が設置されています。これには、農業科、園芸・果樹科、畜産科、生活科、農業経済科、食品工業科、農業土木科が含まれています。特に畜産科は、地域の企業と連携し、開発した食品残渣飼料を使用して育成する「シンデレラポーク」や「シンデレラネオポーク」といったブランド食用豚を育てており、実践的な教育を提供しています。

校訓と綱領

本校の校訓は「敬天愛人」であり、生徒には周囲に対しての敬意と愛情を持つことが期待されています。また、綱領には「愼思力行」「剛健進取」「倹素礼譲」「自制協同」の4つの理念が掲げられています。

同窓会の概要

同校の同窓会は「南園会」と呼ばれています。名前の由来は、旧校舎があった場所が奈良時代に創建された国分寺の南庭にあたるためです。

学校行事と生徒会活動

生徒たちは一般的な生徒会活動のほか、家庭クラブや農業クラブにも参加しており、全国の連盟に属しています。また、学期ごとに様々な行事が行われ、地域貢献や農業教育の普及に努めています。年次行事には、新入生宿泊研修、体育大会、文化祭など多彩なイベントがあります。

部活動

運動部は硬式野球部やサッカー部など各種目があり、特に馬術部は部員数が全国一を誇ります。文化部も充実しており、写真部や美術部など、多様な活動が行われています。

アクセス

熊本農業高等学校へのアクセスは便利で、JR鹿児島本線の川尻駅から徒歩約17分です。周辺には城南中学校や小学校、武道館などの教育・文化施設も充実しています。

まとめ

熊本県立熊本農業高等学校は、その長い歴史と実践的な教育により、多くの優れた人材を輩出してきました。農業教育を通じて、地域社会の発展にも寄与し続けています。

もう一度検索