熊本都市バス上熊本営業所

熊本都市バス上熊本営業所について

熊本都市バス上熊本営業所は、熊本市の交通運営に重要な役割を果たすバス営業所です。2011年4月に熊本市営バス上熊本営業所を継承し、新たにその運営がスタートしました。所在地は熊本県熊本市西区上熊本3丁目15番61号で、最寄りのバス停は「上熊本営業所」、また最寄駅の熊本電鉄韓々坂駅からは徒歩約2分という便利な立地にあります。

この営業所は、主に熊本市北部の京町方面や市中西部の城西校、花園・柿原方面、さらに上熊本駅を起点とした市東部の県庁や京塚・昭和町方面の路線を担当しています。上熊本営業所自体には、定期的な点検を行う自社の整備工場がありますが、車検や整備作業は九州産交オートサービスにアウトソーシングされています。

担当する主な路線

現在、上熊本営業所が運行している路線は、主に熊本桜町バスターミナル（通称：桜町BT）を起点にしたもので、様々な方向へと伸びています。運行する路線は多岐にわたるため、住民や観光客にとっても利用しやすい交通手段として重宝されています。

過去の担当路線

上熊本営業所は過去に池田京町線も担当しておりました。具体的には、桜町BTから市役所前、京町本丁を経由し、池田2丁目や富尾団地までの路線がありましたが、2015年4月からは全ての便が富尾団地まで延伸されました。2021年4月には熊本都市圏の路線バスが5社で共同経営に移行したため、この線は九州産交バスへ譲渡されました。

ゆうゆうバス（区バス）

また、営業所は「植木循環ルート」という区バス路線も運行していました。この路線は道の駅すいかの里植木を起点として、北区役所や田原坂ニュータウンへ向かいます。2017年度まではこれを熊本電鉄バスに委託していましたが、2018年度からは営業所での自社運行に変更されました。長期にわたって運行が続いていましたが、2024年6月28日に運行を終了する旨が発表され、7月1日には正式に路線が廃止されることとなりました。

駐在所の歴史

かつては小峯駐在所が存在し、ここでは最大6両のバスが留置されていました。この駐在所は上熊本線や昭和町線、池田健軍線を担当していましたが、小峯営業所の開設に伴って2012年3月31日を持って廃止されました。現在は新たな駐在所は設けられていませんが、この歴史を踏まえた上でも上熊本営業所は地域の交通にこれからも貢献し続けることでしょう。

結論

熊本都市バス上熊本営業所は、地域住民と観光客のニーズに応じた交通サービスを提供するため、これからも積極的に路線運営を行っていくことが期待されます。利用者にとって便利で快適な交通環境を提供できるよう、さらなる発展が求められるでしょう。

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