熊谷幸剛

熊谷 幸剛 (くまがい ゆきたか)

基礎情報

熊谷幸剛は1987年9月26日に新潟県で生まれたサッカー審判員です。彼は新潟経営大学のサッカー部でDFとして現役時代を過ごし、サッカーへの情熱を育んできました。2008年からは審判としての道を歩み始め、彼のキャリアは着実に進展していきました。

審判キャリアの始まり

熊谷は2008年から2級審判として活動を開始し、2012年12月には1級の審判員に登録されました。その後、彼は2年間の日本フットボールリーグ（JFL）での審判経験を経て、2015年にJリーグの審判に昇格しました。この昇進は、彼の能力と努力が認められた証でもあります。

重要な試合での任命

熊谷は2017年に全国高等学校サッカー選手権大会の決勝に抜擢され、以降、彼の経歴には名だたる試合が刻まれていきます。2018年にはJ1リーグでの試合に審判として参加し、2020年にはルヴァンカップの準決勝、2021年には天皇杯の準決勝を担当しました。彼の卓越した審判技術と判断力が、多くの重要な試合で求められるようになったのです。

国際審判員としての承認

2023年1月19日には、国際審判員としてFIFAから正式に承認を受ける一方、JFAからもその発表が行われました。この時点で、彼は八木あかね以来の新潟県サッカー協会に所属する国際審判員となりました。この認定により、熊谷は国際的な舞台でもさらにその能力を発揮する機会を得ることとなります。

国際舞台でのデビュー

2023年3月24日、韓国の蔚山文殊サッカー競技場で行われた国際親善試合、韓国代表とコロンビア代表の対戦にて国際審判デビューを果たしました。その4日後には、韓国代表対ウルグアイ代表戦にも関与しました。このように、彼は国際的な試合でもその適応力と技術を示しています。

経歴の詳細

• - 1級審判員登録：2012年12月に1級審判員として登録。
• - Jリーグ(J1) 初副審：2018年3月18日に名古屋グランパス対川崎フロンターレ戦で副審として初めて担当。
• - Jリーグ(J2) 初副審：2015年3月15日にジェフユナイテッド千葉対水戸ホーリーホック戦で副審として参加。
• - Jリーグ(J3) 初副審：2014年4月26日にAC長野パルセイロ対FC琉球戦で副審を務める。
• - Jリーグ(カップ戦) 初副審：2018年3月7日、ヴァンフォーレ甲府対北海道コンサドーレ札幌戦にて初めて副審を担当。

出場記録

熊谷は国内公式戦だけでなく、国際試合にも出場しており、アジア競技大会の決勝も担当するなど、彼の経歴は着実に豊かになっています。このように、熊谷幸剛は重要な試合の審判としてその実力を証明し続けているのです。

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