牛窓ヨットハーバーとは？意味をやさしく解説

岡山県牛窓ヨットハーバー

岡山県瀬戸内市に位置する牛窓ヨットハーバーは、西日本において最大規模を誇るヨットハーバーです。この施設は、おおよそ450隻のヨットやクルーザーを収容可能で、毎年多くのマリンスポーツ愛好者たちで賑わっています。

牛窓港一帯は、2018年3月24日にみなとオアシスとして登録されており、省エネルギーや環境への配慮を進める拠点としても知られています。このハーバーはそのみなとオアシス牛窓の構成施設の1つであり、地域の活性化や観光振興にも寄与しています。

牛窓ヨットハーバーでは、以下の数の船を保管できる設備が整っています。具体的には、293隻のディンギーと、169隻のクルーザーが収容可能です。これらのクルーザーは、海上で106隻、陸上で63隻の保管ができる仕様となっています。

当ハーバーは、以下のように多彩な施設を併設しています。

- 研修施設: 収容人数50名の宿泊可能な研修施設があり、研修室や食堂、炊事室、和室などが完備されています。和室は小2室、大3室の計5室があります。
- クラブハウス: 面積694㎡のクラブハウスは、鉄筋2階建てで全体がガラス張りのデザイン。管理事務室やホール、大小の会議室、談話室、シャワー室、洗濯室が整っています。
- 斜路: 斜路の幅員は55ｍで、ディンギー用に45m、クルーザー用として10mが用意されています。
- 昇降施設: 船を上架するための昇降施設があり、最大15tまでの船を扱うことができます。
- 浮桟橋: 2基のディンギー用浮桟橋と、63基のクルーザー用浮桟橋が設置されており、合計で126隻が停泊可能です。内訳としてビジター用には20隻分のスペースがあります。
- その他の施設: 修理施設も完備されており、駐車場は101台の車両を収容できるスペースが用意されています。

牛窓ヨットハーバーは、多くの著名なセーリング大会の会場としても利用されてきました。過去には、「晴れの国おかやま国体セーリング競技会」をはじめ、「第23回全日本スナイプ級ヨットマスターズ」や「第17回全日本A級ディンギー選手権大会」、「第74回全日本学生ヨット選手権大会」などが開催されています。

このように、岡山県牛窓ヨットハーバーは、素晴らしい施設や地域の活性化に貢献するイベントが充実している、非常に魅力的なマリンスポーツの拠点です。

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