牧場物語 ようこそ!風のバザールへ

牧場物語 ようこそ!風のバザールへ

概要

『牧場物語 ようこそ!風のバザールへ』は、2008年12月18日にマーベラスエンターテイメントからリリースされたニンテンドーDS向けのゲームです。新しい舞台として「そよ風タウン」が登場し、多くの新要素と共に、過去の作品からはおなじみのキャラクターがゲストとして参加します。本作のプロデューサーははしもとよしふみ、統括プロデューサーは和田康宏が務め、キャラクターデザインも従来通りまつやまいぐさが手掛けています。

バザールの新要素

本作の特徴的な要素は「バザール」です。これは毎週土曜日に町の入口で行われるイベントで、時間は午前10時から午後7時まで設定されています。主人公や町の住民が自分のお店を開き、生計を立てます。売上の合計に応じてバザールが発展していき、最終的にはゲームのエンディングに繋がります。また、バザールの翌日には広場で結果発表が行われ、最も多く売上を上げた店舗が表彰されます。

主人公の店舗運営

主人公は、バザール開催時間中に自由にお店を開閉できます。商品を台の上に並べておくと、通行人が興味を示し、購入したい数量を表示します。主人公はその数を指定して販売する必要があります。もし無視してしまうと、お客は怒って帰ってしまうため、一定の注意が必要です。また、時折話しかけてくる顧客への対応でもショップの評判が上下します。

風車と加工システム

街には３種類の風車が設置されており、それぞれ異なる用途があります。たとえば、発酵風車は食品加工に、粉砕風車は物品の粉砕に利用されます。また、風力によって加工にかかる時間が変わりますが、DSのマイクに息を吹きかけることで風力を最大まで高めることも可能です。さらに、特定のアイテムを使用することで加工機能の性能を強化できます。

キャラクターボイス

本作では、携帯機版の牧場物語シリーズとして初めてキャラクターボイスが採用されています。会話中にキャラクターの感情を表す声や笑い声が流れ、より臨場感が増します。ただし、ボイス機能はオフにすることができません。

入力に関する制限

名前入力やチャット機能では、一部の文字列が使用できない設定となっています。例えば、既存の差別用語や攻撃的なワードなどが該当し、特定の文字列を含むと入力できない仕組みになっています。

登場キャラクター

本作では、主人公（男の子、女の子）、町の住民や結婚候補者といった多彩なキャラクターが登場します。

• - 主人公: フェリックスによってそよ風タウンに連れられてきた少年と少女。彼らはそれぞれ異なる外見を持ち、プレイヤーの選択によって物語が展開されます。
• - 住人たち: フェリックスを始めとする町の住民が個性的に描かれ、プレイヤーとの交流を通じて物語が膨らみます。特に、町の活性化を図るバザールでは、多くの住民と関わる機会が増えます。

このように、『牧場物語 ようこそ!風のバザールへ』は新たな舞台、魅力的なキャラクター、そして独特なゲームシステムにより、プレイヤーに新しい体験を提供する作品となっています。

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