牧瀬圭斗

牧瀬圭斗（まきせけいと）は、1999年12月29日生まれの日本の陸上競技選手です。佐賀県伊万里市出身で、長距離種目を専門としています。中学校時代まではバスケットボール選手でしたが、佐賀県立白石高等学校に入学してから陸上競技を始めました。

高校時代は、同校OBの松瀬元太の指導を受け、全国高校駅伝出場を目指しましたが、目標は達成できませんでした。その後、順天堂大学に進学。大学時代は、「力の劣る世代」と評されることもありましたが、4年生の時に主将として初めて箱根駅伝に出場。山下りの6区を担当し、区間賞を獲得する活躍を見せ、チームの準優勝に大きく貢献しました。この活躍は、自身のポテンシャルを証明するものでした。

大学卒業後は、実業団のトヨタ自動車九州に所属し、競技を続けています。実業団では、第1回奥球磨駅伝2区、2022年九州実業団毎日駅伝3区で区間賞を獲得するなど、その実力を発揮しています。牧瀬選手は、高校から陸上競技を始めたという異色の経歴を持ちながらも、大学、実業団と着実に成長を遂げ、今後の活躍が期待される選手の一人です。

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