物語研究会

物語研究会は、物語に関するあらゆる側面を探求する学術研究団体です。1971年10月に設立され、現在約230名の会員が在籍しています。

本会の目的は、過去の物語研究の成果を批判的に検証し、創造的に発展させることで、物語研究の学問としての可能性を深化・拡大することです。会員は、この目的を共有し、自主的かつ積極的に共同研究に取り組んでいます。

物語研究会は、多様な活動を通して、物語研究の発展に貢献しています。主な活動は以下の通りです。

年9回の例会: 定期的に例会を開催し、会員相互の情報交換や議論を行っています。最新の研究成果や興味深い話題を提供する場として、会員間の活発な交流を促進しています。発表内容も多岐にわたり、物語の解釈や理論、歴史、社会との関わりなど、様々な角度から物語を考察する機会を提供しています。
毎年夏の大会: 夏には大規模な大会を開催し、シンポジウムや研究発表会を実施しています。国内外の第一線で活躍する研究者を招へいし、最新の研究動向や重要なテーマについて議論する場を提供することで、物語研究の最先端を共有することを目指しています。大会では、若手研究者による発表も多く、今後の物語研究を担う人材育成にも貢献しています。
* 機関誌『物語研究』: 年1回、機関誌『物語研究』を刊行しています。会員による研究論文や書評などを掲載し、研究成果の発表と情報発信の重要な役割を担っています。この機関誌は、物語研究の分野における重要な文献として、広く研究者や学生に利用されています。掲載される論文は、多様な視点や手法を取り入れており、物語研究の幅広い知見を提供しています。また、書評を通して、最新の出版物に関する情報を提供することで、会員の研究活動を支援しています。

物語研究会は、会員相互の協力と自主的な活動を通して、物語研究のさらなる発展を目指し、活発な活動を展開しています。物語に関心のある研究者、学生、一般の方々にとって、貴重な研究の場を提供するとともに、学際的な交流の機会を提供することで、物語研究の活性化に貢献しています。今後も、物語研究の学問としての深化と拡大に貢献していくために、様々な活動に取り組んでいく予定です。

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