特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!

特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ！

概要

「特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ！」は、2012年8月4日に公開された特撮映画で、同年の「夏の2大ヒーロー祭」の一環として上映されました。この映画は、特撮テレビドラマ『特命戦隊ゴーバスターズ』の劇場版であり、東京タワーでの撮影が行われました。この取り組みは、視覚的なリアルさと臨場感を演出することを目的としており、映画には東京タワーのイメージキャラクターであるノッポンも登場します。人気タレントの辻希美は、オリジナルキャラクター・エネたんの声を担当し、多彩なキャストが揃った作品となりました。

ストーリー

物語は、宿敵ヴァグラスのエンターが新たにメタロイド・スチームロイドを作り出すところから始まります。スチームロイドは「錆びる」メタウイルスを持ち、蒸気を発することでバディロイドの金属製ボディを劣化させてしまいます。この状況下で、ゴーバスターズは彼らのバスターマシンを動かすことができず、エンターは東京エネタワーで大量のエネトロンを集め、これを亜空間へ転送させて街を危機に陥れようとします。しかし、出撃可能な機体は一台だけ。果たしてゴーバスターズはこの厳しい状況を打破し、使命を果たせるのでしょうか。

登場キャラクター

• - エネたん: 本作のオリジナルキャラクターであり、カエル型の小型バディロイド。特性として、強い気を持つ性格で、困難な状況でもサポートを行います。彼女は潛水艦FS-0Oに接続され、ゴーバスターズの助けとなります。
• - スチームロイド: 本作の新型メタロイド。工場にちなむデザインで、「仕事」を重んじる性格。特殊な蒸気を発し、敵にとって脅威となります。

メカとビークル

• - バスターマシン FS-0O フロッグ: 新たな潜水艦型バスターマシンで、水中での戦闘が可能です。他のバスターマシンと合体し、特命合体型メガゾード「ゴーバスターケロオー」となります。
• - メガゾードε: 新型の操縦型メガゾードで、エンター自らが操縦する特異な存在。特徴的なデザインには悪魔的な要素が表現されています。

スタッフと音楽

本作は、八手三郎が原作を手がけ、小林靖子が脚本を担当し、音楽は大橋恵が担当しました。視覚的なクオリティと音楽が合わさり、感情の高まりを演出しています。主題歌「キズナ〜ゴーバスターズ!」は、複数のキャストが参加し、劇中の雰囲気を盛り上げました。

公開と評判

映画は全国304のスクリーンで公開され、初日2日間の興行成績でトップを獲得し、大勢の観客動員を集めました。この成功により、特命戦隊ゴーバスターズはさらなる人気を博し、多くのファンに支持されることとなりました。

『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ！』は、新たなヒーローの挑戦と成長を描いた作品で、アクションや友情、使命感が織り交ぜられたストーリーが特徴的です。

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