特捜班CI-5

特捜班CI-5（The Professionals）について

『特捜班CI-5』は、イギリスのテレビドラマで、1978年から1983年にかけて全5シーズン、57話が放送されました。制作は、ロンドン・ウィークエンド・テレヴィジョン（LWT）で、イギリス国内の民放最大手局であるITVが発信した作品です。物語は、特別犯罪捜査班「CI-5」（Criminal Intelligence 5）が主人公で、国家の安全を脅かす犯罪と闘うエージェントたちの活躍を描いています。このシリーズは、共産圏・ソ連のスパイやテロリスト集団、さらには麻薬組織といったさまざまな脅威に立ち向かう姿を通じて、スリリングで迫力あるアクションを提供しました。

シリーズは、特に最終シーズンにおいて視聴率も好調で、70%以上を記録するほどでした。また、アクションドラマとしての面白さが際立ち、これまでの同ジャンルの作品とは一線を画す存在感を放ちました。このドラマは、特に1980年代初頭に日本での放送が始まると、名古屋CBCを皮切りに多くの地方局でも放送され、広く知られるようになりました。

日本で放送された際、視聴者の間では、そのエキサイティングなストーリー展開やキャラクターの魅力が話題となり、多くの海外ドラマファンから熱狂的な支持を集めました。特に、関西、関東、そして北信越エリアの複数のテレビ局での放送が、視聴者に新たな選択肢を提供しました。

主な登場人物たち

ドラマには、多彩なキャラクターたちが登場します。中でも、以下のキャラクターが特に重要な役割を果たしています。

• - コーレイ部長（演：ゴードン・ジャクソン）：エージェントたちを指揮する部長で、作戦の立案や指導を行います。彼は経験豊富で頼りがいのある存在です。
• - ドイル（演：マーティン・ショウ）：CI-5の敏腕エージェントで、機転が利き、危険な任務にも果敢に挑む性格を持っています。彼の戦闘能力は高く、シリーズ内で多くの活躍を見せます。
• - ボーディ（演：ルイス・コリンズ）：もう一人のエージェントで、ドイルと共に多くの任務を遂行します。彼の魅力はそのユーモアと過酷な状況における冷静さです。

放送局

日本においては、特捜班CI-5は中部日本放送や東京放送、長野放送など複数の局で放送されました。特に、長野放送では毎週日曜日の深夜に放送され、多くの視聴者を楽しませました。

このように、『特捜班CI-5』は、そのエキサイティングなストーリー展開とキャラクター描写、そして高い視聴率で知られた作品です。今なお、多くのファンに愛され続けているこのシリーズは、刑事ドラマの金字塔と言えるでしょう。

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