犬飼若博

犬飼若博 (いぬかい わかひろ)：俳優としてのキャリアと多様な活動

1966年8月28日生まれの犬飼若博は、愛知県豊田市出身の俳優です。所属事務所はQueen-Bです。愛知県立豊田北高等学校と立命館大学経済学部を卒業した経歴を持ちます。

彼の俳優としてのキャリアは、大学在学中の1989年に始まりました。土田英生らと共に劇団「B級プラクティス」を旗揚げし、精力的に活動を開始しました。「B級プラクティス」は後に「MONO」と改名します。1994年に「MONO」を退団した後、フリーの俳優として舞台を中心に活躍の場を広げています。

舞台活動：劇団時代から数々の作品に出演

犬飼若博は、劇団「B級プラクティス」「MONO」、そしてGOVERNMENT OF DOGSなど、複数の劇団や団体に参加し、多岐にわたる舞台作品に出演しています。劇団時代には、初期の代表作である「狂い咲きシネマ」や「さよなら、ニッポン」「ブーゲンビリア」といった作品で重要な役割を担いました。

退団後も、時空劇場や小林賢太郎プロデュース公演など、幅広い舞台作品に出演し続けています。数多くの舞台作品への参加は、彼の演技力と舞台人としての高い評価を裏付けています。代表的な作品には以下のようなものがあります。

劇団時代: 「狂い咲きシネマ」「さよなら、ニッポン」「ブーゲンビリア」「ノーティー・ナインティーズ」「0時から5時まで」「紙にかいた青空」「BROTHER」「ロマン再生」など多数
フリー時代: 「海と日傘」「Sugar」「路上生活者」「good day house」「Sweet7」「Paper Runner」「LENS」「双人で六本」「Refresh!」など多数。

これらの作品を通して、彼はコメディーからシリアスな役柄まで、幅広い演技力を披露してきました。

テレビドラマ、映画、CMなど多方面での活動

舞台活動に加え、テレビドラマ、映画、CMなどにも積極的に出演しています。代表的な出演作品として、テレビドラマでは「銭湯の娘!?」「金曜プレステージ ひみつな奥さん」「ロス:タイム:ライフ」「ザ・クイズショウ」「LADY〜最後の犯罪プロファイル〜」「ラストマネー -愛の値段-」「セカンド・ラブ」などがあります。

映画では「讐 〜ADA〜」に出演しています。また、ヤクルト本社「ソフール」、スカイパーフェクTV!「よくばりパック トナカイチャンネル」、Apple ComputerなどのCMにも出演経験があります。

その他の活動

安田ユーシとのユニット「双六」を結成し、DVD「LIVE 双六 緑」をリリースするなど、音楽活動にも挑戦しています。また、自身の経験を綴った書籍「犬嫁日記 〜それでも君を愛してる〜」を出版するなど、多様な活動を行っています。

まとめ

犬飼若博は、劇団での活動からフリーランスとしての活動まで、長年に渡り、舞台を中心に精力的に活動するベテラン俳優です。幅広いジャンルの作品に出演し、確かな演技力と表現力で高い評価を得ています。彼の今後の活躍からも目が離せません。彼の活動は、公式サイトやブログ、SNSなどからも確認することができます。

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