猪口幸子

猪口幸子の経歴と政治活動

猪口幸子（いのくち さちこ）は、1956年7月14日生まれの日本の政治家であり、医師でもあります。日本維新の会に所属し、衆議院議員として活動しています。

生い立ちと医師としてのキャリア

埼玉県秩父市で生まれ、埼玉県立熊谷女子高等学校を卒業後、1982年に山形大学医学部を卒業しました。同年、医師国家試験に合格し、順天堂大学医学部附属順天堂医院に勤務しました。1983年からは東京都葛飾区に居住し、1991年には同区で猪口医院を開業しました。また、順天堂大学医学部非常勤講師（1999年-2003年）、葛飾区医師会理事（2013年-2015年）なども務め、地域医療に貢献しました。

政治への転身

2017年、若狭勝衆議院議員が主催する政治塾「輝照塾」に参加したことをきっかけに、政治の世界へ足を踏み入れます。同年の第48回衆議院議員総選挙では、希望の党公認で群馬5区から立候補しましたが、落選しました。当初は埼玉1区からの出馬予定でしたが、党の事情により地縁のない群馬5区に変更になったと報道されました。

2019年には国民民主党から次期衆院選東京17区への擁立が発表され、その後2020年には日本維新の会東京17区支部長に就任しました。2021年の第49回衆議院議員総選挙では、維新公認で東京17区から立候補しましたが、再び落選。

衆議院議員としての初当選

2023年、日本維新の会東京17区支部長に再任。2024年の第50回衆議院議員総選挙では、自民党の公認を得られず無所属で立候補した平沢勝栄氏に敗れましたが、比例東京ブロックで比例復活を果たし、初当選しました。この選挙では、猪口氏が最後の当選者となりました。

政策と主張

2017年の衆院選では、原発ゼロを掲げました。北朝鮮問題については、「対話も一つの選択肢」という考えを示しています。

人物像

猪口氏の家族は、夫、長男、長女ともに医師という医療一家です。趣味は、ガーデニング、トレッキング、料理と多彩です。

選挙歴

2017年：第48回衆議院議員総選挙 群馬5区 希望の党公認で立候補、落選
2021年：第49回衆議院議員総選挙 東京17区 日本維新の会公認で立候補、落選
2024年：第50回衆議院議員総選挙 比例東京ブロック 日本維新の会公認で当選

まとめ

猪口幸子氏は、医師としての経験と知識を活かし、政治の世界で活躍しています。初当選を果たすまでには様々な困難がありましたが、その経験を糧に、今後の活動が期待されます。

外部リンク

公式ウェブサイト
猪口幸子 (@sachi_inokuchi) - X（旧Twitter）
猪口幸子 (sachikoinokuchi.1) - Facebook
* 医療法人社団祥孝会猪口医院

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