猿丸ジュンジ

猿丸 ジュンジ

猿丸ジュンジ（さるまる ジュンジ）は、1986年8月23日に神奈川県横浜市で生まれた日本の男性総合格闘家であり、修斗GYM東京に所属しています。彼は特に、元修斗世界ストロー級王者として知られています。

来歴

猿丸は高校時代には野球部に所属していたようですが、格闘技の道を選んだのは高校卒業後のことです。彼は2006年に開催された第13回全日本アマチュア修斗選手権・フライ級に出場し、好成績を収めました。1回戦と準決勝を勝ち進んだものの、決勝戦では阿部博之にTKO負けを喫し、準優勝に終わりましたが、これが彼の格闘家としてのキャリアの第一歩となりました。

2007年7月、猿丸はプロ修斗デビューを果たし、豊島孝尚との対戦でグラウンドパンチによるTKO勝ちを収め、プロとしてのスタートを切ります。翌年2008年には新人王決定トーナメントに出場し、鳥居和行と安芸佳孝に勝利するものの、決勝戦では山上幹臣に敗れて新人王獲得には至りませんでした。

2009年にはクラスAに昇格し、その年の12月13日にはヒートたけしとの対戦で勝利を手にしました。2011年には修斗世界フライ級王者ランバー・ソムデートM16とのタイトルマッチが予定されましたが、ランバーの負傷により王座決定戦に変更。生駒純司との対戦もありましたが、こちらでも判定負けとなり、王座の獲得には失敗しました。

さらに、2012年には再度山上幹臣と対戦し、2014年には室伏シンヤとの王座決定戦で敗北。これらの試合を経ても猿丸は諦めず、2015年には内藤のび太とのタイトルマッチでも惜しくも0-3の判定負けを喫しました。

猿丸の転機となったのは2021年です。修斗世界ストロー級暫定王者決定戦で黒澤亮平と再戦し、見事に1ラウンドで一本勝ちを収めて暫定王者の座を獲得。その後、2022年7月に修斗世界ストロー級王者の箕輪ひろばが王座を返上したことにより、猿丸は正式に第9代修斗世界ストロー級王者に認定されました。

しかし、2022年9月には修斗世界ストロー級チャンピオンシップで新井丈にKO負けを喫し、王座から陥落してしまいました。猿丸ジュンジは、多くの試合を通じてその技術と精神を磨き続け、今後のさらなる成長と挑戦が期待される選手です。

戦績

猿丸ジュンジの戦績は多岐にわたり、アマチュアからプロまで様々な大会に参加しています。特に修斗においては数多くの試合を経験し、その中では数度のタイトル挑戦が行われ、名勝負を繰り広げました。

獲得タイトル

• - 第9代修斗世界ストロー級王座（2022年）

猿丸ジュンジは日本の総合格闘技界において、数々の挑戦を繰り返しながらその名を刻む選手です。彼の今後の活躍にも大いに期待が寄せられています。

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