玉井次郎

玉井次郎は、1959年7月15日に福島県会津若松市で生まれました。福島県立若松商業高等学校を卒業後、若い頃は劇団に所属し、舞台やCMなどに出演していました。その後、星野リゾートアルツ磐梯で調理師として働いていましたが、株式投資にのめり込み、財産を失うという経験をしています。

東日本大震災で職を失った後は、短期のアルバイトで生計を立てていました。そんな中、スポーツ新聞の求人広告で、東京・吉原のソープランドのボーイの仕事を見つけ、そこで働くことになります。この時の体験を元に書かれたのが、処女作「ソープランドでボーイをしていました」です。

ソープランドを退職後、玉井氏は御宿東鳳で調理師として再び働き始めました。趣味はカラオケで、座右の銘は「種蒔かずして収穫なし」という言葉を大切にしています。

玉井氏の著書である「ソープランドでボーイをしていました」は、2014年2月に彩図社から出版されました。この作品は、ソープランドという特殊な場所で働く人々の日常や、そこで繰り広げられる人間模様を、飾らない言葉で描き出しています。作者自身の経験に基づいたリアルな描写は、読者に深い印象を与えます。

玉井氏の作品は、多様な人生経験を持つ彼ならではの視点で描かれており、読者に新たな発見や共感を与えます。劇団員、調理師、投資家、そしてソープランドのボーイという、異色の経歴を持つ玉井氏の今後の活躍が期待されます。

関連人物

久遠まこと

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