玉野市消防本部

玉野市消防本部の概要と沿革

玉野市消防本部は、岡山県玉野市に位置する消防機関で、地域の安全を守るためのさまざまな活動を行っています。管轄エリアは玉野市全体で、管内の面積は103.61平方キロメートルです。職員の数は122人で、消防署が1カ所、分署が2カ所存在します。

主力機械と設備

14種類の消防車両が運用されており、具体的には以下のような機械が含まれます：

• - 普通消防ポンプ自動車：6台（すべてCD-I型）
• - 水槽付消防ポンプ自動車：1台
• - 屈折はしご付消防自動車：1台（25メートル級）
• - 化学消防自動車：1台（II型）
• - 大型水槽車：1台（II型）
• - 高規格救急自動車：6台
• - 救助工作車：1台（II型）
• - 指揮車：2台
• - 広報車：4台
• - 搬送車：2台
• - マイクロバス：1台

沿革

玉野市消防本部自体は1953年に設立され、6月には初めての消防署が開かれました。その後、同年12月には築港分遣所も設立され、1965年には救急業務が始まりました。ここからさまざまな出張所や消防設備が追加されていきました。

1972年には、消防本部・消防署庁舎が新築され、現在の場所に移転しました。また、1974年に化学消防自動車が導入され、1982年には救助工作車が配備され、さらなる能力向上を図りました。

さらに、2000年には公式Webサイトが開設され、情報発信においても積極的な姿勢を見せています。その後も、消防庁舎や分署の再編事業が行われ、2021年に新たな庁舎での運用が開始されました。

組織構造

玉野市消防本部は、消防総務課や予防課、警防課といった部門が設置されており、体系的な組織運営がされています。この多様な組織体制により、地域住民の安全を確保するための迅速かつ適切な対応を行っています。

今後も玉野市消防本部は、地域の防災・救急業務を担い、人々の安全に寄与し続けることでしょう。地域住民とともに、災害による危険を未然に防ぐ取り組みを進めていくことが期待されています。

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