琉球バス交通与根営業所は、
沖縄県豊見城市字与根に位置していた、琉球バス交通が管轄するバス営業所でした。
2006年2月19日以前は、55番(牧港線)、56番(浦添線)、88番(宜野湾線)、98番(琉大(バイパス)線)といった、那覇
バスターミナルを発着する路線や、
豊見城市内を巡回する路線バスの車両が所属していました。
2006年2月20日以降、これらの4路線は
豊見城市我那覇まで延伸されたため、与根営業所はこれらの路線の起点および終点としての役割も担うようになりました。しかし、この状況は長くは続かず、
2008年8月1日に豊崎営業所への移転に伴い、与根営業所はその役割を終え、閉鎖されました。
経緯
与根営業所は、その短い期間の中で、いくつかの重要な変更を経験しました。
2006年2月20日: 55番(牧港線)、56番(浦添線)、88番(宜野湾線)、98番(琉大(バイパス)線)の起終点が、正式には我那覇に変更されました。
2006年9月1日: 琉球バスから琉球バス交通への経営譲渡により、与根営業所は琉球バス交通与根営業所となりました。
2006年9月1日: 56番(浦添線)の起終点が具志三丁目に変更され、新たに99番(天久新都心線)の起終点としても機能しました(正確には具志三丁目が起終点)。
2007年6月25日: 56番(浦添線)の起終点が再び変更され、我那覇に戻されました。
2007年9月10日: 56番(浦添線)の起終点が伊良波に変更されました。
2008年8月1日: 豊崎営業所への移転に伴い、与根営業所は閉鎖されました。
周辺施設
与根営業所の周辺には、豊見城警察署がありました。
接続していた路線
与根営業所が管理していた主な路線は以下の通りです。
55番(牧港線)
56番(浦添線)
88番(宜野湾線)
98番(琉大(バイパス)線)
99番(天久新都心線)
105番(
豊見城市内一周線)
これらの路線は、地域の足として重要な役割を果たしていました。与根営業所は短い期間ながらも、地域住民の生活を支える上で重要な拠点であり、その閉鎖は地域のバス交通における一つの転換点となりました。