瑞浪市立瑞浪北中学校

瑞浪市立瑞浪北中学校

瑞浪市立瑞浪北中学校（みずなみしりつ みずなみきたちゅうがっこう）は、岐阜県瑞浪市土岐町に所在する公立の中学校です。この学校は、瑞浪市北部に位置しており、周辺の小学校から進学する児童たちの学び舎として新たに開校しました。

概要と教育理念

瑞浪北中学校は、土岐小学校、明世小学校、釜戸小学校、日吉小学校の生徒が主に進学する校区として設定されています。学校の敷地は、以前は生徒たちが通っていた旧・瑞陵中学校の東側に位置し、校舎は近代的な鉄筋コンクリートの3階建てと一部木造の構造になっています。また、運動場は旧校のものを改修して利用しています。

教育理念として掲げているのは「集中と継続」で、学校目標には「自ら学び、自ら鍛える」という文言があり、自立した学習や生徒の成長を重視しています。

環境への配慮

特筆すべきは、瑞浪北中学校が環境への配慮を非常に重要視している点です。校舎は高断熱化が進められ、自然光の効果的な利用や自然換気により省エネルギー構造が実現されています。さらに、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの設備も備えており、ゼロエネルギー化を目指しています。この取り組みは文部科学省の「スーパーエコスクール」実証事業の第一号校として評価されています。

沿革

瑞浪北中学校の設立は比較的新しく、2019年に瑞陵中学校、釜戸中学校、日吉中学校が統合される形で新設されました。この統合の背景には、2011年に策定された「瑞浪市立中学校統合再編基本方針」があります。この方針には、地域の教育の質を向上させるための中学校統合の提案が含まれていました。

その後、2012年には統合準備委員会が設置され、具体的な計画が進められました。2013年1月には校名が瑞浪北中学校に決定し、建設予定地が変更されるなどの経緯を経て、開校の準備が整えられました。2017年には起工式が執り行われ、ついに2019年の1月には校舎が完成し、4月1日には正式に瑞浪市立瑞浪北中学校として開校が宣言されました。その後、4月8日には開校式が行われ、新たな歴史が始まりました。

瑞浪北中学校は、地域の教育の中心として、生徒たちが安心して学び成長できる場所となるべく、日々の教育活動を展開しています。

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