生 -say-

misono『生 -say-』

misonoの2枚目のオリジナルアルバム『生 -say-』は、2008年7月16日にavex traxからリリースされました。前作『never+land』から約1年5ヶ月ぶりとなる本作は、当初2月27日の発売予定でしたが、諸事情により延期されました。

アルバム概要

このアルバムは、misonoが「生き様」をテーマに制作した作品で、「ただ一生懸命に生きる」「生まれてきたことの意味を大切にしたい」という強いメッセージが込められています。タイトルの『生 -say-』は、彼女自身の生き方への問いかけであり、聴く人々にそれぞれの「生」について考えさせるきっかけを与えます。

制作の背景

今作では、14曲目を除いた全曲に共同プロデューサーを迎え、多彩な音楽性が追求されました。さまざまなジャンルのミュージシャンとのコラボレーションにより、misonoのボーカルの新たな魅力が引き出されています。

ジャケットについて

アルバムのジャケットは、タイトルにちなんでヌードで撮影され、大きな話題を呼びました。これは、misonoが「ありのままの自分」を表現したいという強い思いから実現したもので、彼女のアーティストとしての覚悟が感じられます。

リリース形態

CD+DVD規格とCD規格の2形態で発売され、DVDには「挫折地点」「十人十色」「夢幻期限」「二人三脚」の別バージョンによるビデオクリップが収録されました。当初予定されていた密着ドキュメンタリーは見送られましたが、ビデオクリップを通してmisonoのパフォーマンスや楽曲の世界観をより深く楽しむことができます。

収録曲について

アルバムには、シングルとしてリリースされた「挫折地点」「二人三脚」「ポチ」「夢幻期限」「十人十色」を含む全14曲が収録されています。これらの楽曲は、misonoの様々な感情やメッセージが込められており、彼女の成長の軌跡を感じることができます。

美苑味
挫折地点: フジテレビ系列バラエティ番組『志村けんのだいじょうぶだぁII』、フジテレビ系列『武=孝太郎』エンディングテーマ
二人三脚: 10thシングルの表題曲。
ギザギザLIFE: 8thシングルのカップリング曲。
black & white ～黒いサングラスかけた日から～: 7thシングルのカップリング曲。
トライアングル: バンダイナムコゲームス社製Wii専用ゲームソフト『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』主題歌、フジテレビ系列情報バラエティ番組『なべあちっ!』エンディングテーマ、フジテレビ系列旅番組『孝太郎が行く2』エンディングテーマ、フジテレビ系列バラエティ番組『志村屋です。』エンディングテーマ
ホットタイム: 5thシングルの表題1曲目。
夢幻期限: 9thシングルの表題曲。
おじぃちゃんっこ おばぁちゃんっこ ひなたぼっ子
ポチ: 6thシングルの表題曲。
反抗期
十人十色: 8thシングルの表題曲、集英社『MORE』TV-CMソング
たまご
ラストソング 〜生 ver.〜: 9thシングルカップリング曲のアルバムバージョン。
「君と私のうた」

参加ミュージシャン

多くのミュージシャンがアルバム制作に参加し、楽曲に深みを与えています。

日向秀和（Bass & Guitar, Keyboards, Programming & Piano, Handsclaps）
大喜多崇規（Drums）
藤田顕（Guitar & Chorus, Tambourine）
高田泰介（Guitar & Chorus）
中島優美（Guitar & Chorus）
ノマアキコ（Bass）
ターキー（Drums）
藤井敬之（Guitar, Organ）
大久保剛（Bass）
鈴木Daichi秀行（Programming & Acoustic Guitar & Bass）
西川進（Electric Guitar）
マサル・ミツ（Electric Guitar）
久保田光太郎（Guitar）
千ヶ崎学（Bass）
キタダマキ（Bass）
FIRE（Bass）
立井幹也（Drums）
村石雅行（Drums）
吉田良文（Drums）
田中元尚（Drums）
星山哲也（Drums）
杉山卓夫（Piano）
浦清英（Piano）
弦一徹ストリングス（Strings）
井上慎二郎（Programming & All Instruments）
* 棚橋"UNA"信仁（Programming）

まとめ

『生 -say-』は、misonoの音楽的な挑戦と、彼女自身の生き方への真摯な姿勢が反映された作品です。バラエティ豊かな楽曲と、大胆なジャケット写真を通して、彼女の新たな魅力を発見できるでしょう。

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