生命の海科学館

生命の海科学館について

愛知県蒲郡市にある【生命の海科学館】は、地球や生命の歴史に関するさまざまな展示を通じて、訪れる人々に知識を提供する科学館です。この施設は、郵政省が支援する自治体ネットワーク施設整備事業の一環として建設され、「蒲郡情報ネットワークセンター」の一部を構成しています。海の側に位置し、「海のまち蒲郡」にぴったりなテーマを持っています。

概要と施設

生命の海科学館は、地球の形成や海の誕生、さらには生命の進化についての重要な情報を、隕石や化石を用いて分かりやすく解説しています。建物自体は鉄筋コンクリート構造で、一部には鉄骨が使用されており、地上3階建てとなっています。来館者は自家用車の場合、約30台の駐車スペースが利用可能で、バス用のスペースも5台設けられています。

利用案内

入館料

生命の海科学館の入館料は次のようになっています。

• - 大人: 500円（団体料金300円、30名以上）
• - 中学生以下: 300円（団体料金100円、30名以上）

また、団体での事前予約を行った場合には、来館者全員にオリジナルのポストカードが贈られます。さらに、蒲郡市民であれば利用証を提示することで、入館料が無料になります。ただし、初めての利用証作成時には100円の手数料が必要です。

開館時間と休館日

開館時間は午前9時から午後5時までです。また、毎月の休館日は火曜日（8月を除く）で、これが祝日となる場合はその翌日が休館日となります。年末年始の休みは、12月29日から1月3日までです。

常設展示内容

生命の海科学館では、以下のような常設展示が行われています。

1. 原始地球の時代: 地球が誕生し、初めて海が現れた時代を紹介。
2. 海の誕生、生命、酸素: 生命の起源と進化についての展示です。
3. カンブリア爆発: 5億4千万年前に起きた生物の多様性の拡大を詳しく解説。
4. 魚たちの進化: 背骨を持つ魚類の誕生に焦点を当てています。
5. 海の爬虫類、イクチオサウルス: 恐竜時代の海洋生態系の中心的存在だった爬虫類についての情報。

歴史

生命の海科学館は1999年7月20日に開館しましたが、その後の発展も注目されています。特に2003年には映画の「ファンタスティポ」の撮影が館内で行われ、2003年9月28日から10月5日までの期間中、多くの観光客で賑わいました。さらに、2016年には開館以来展示されていたクジラが新種の「インカクジラ」であることが確認され、さらなる話題を提供しています。

交通アクセス

生命の海科学館へは、JR東海道本線や名鉄蒲郡線の蒲郡駅南口から徒歩約3分の距離にあります。また、このエリアには愛知県道370号蒲郡港線も通っており、アクセスは非常に良好です。

外部リンク

詳細については、公式ウェブサイトや観光ガイドをご覧いただくと良いでしょう。

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