生活協同組合コープぐんまは、
群馬県桐生市を本拠地とする地域密着型の
生活協同組合です。
スーパーマーケットの運営やコープデリと呼ばれる宅配サービスを行い、県民の生活に密接に関わっています。コープデリには県外の生協との連携も含まれ、日本初の県域を越えた事業連帯組織としての側面も持っています。
沿革
コープぐんまの歴史は
1956年にさかのぼります。当初は桐生中央消費生協として設立され、その後、
1970年には
前橋市民生協が誕生しました。
1976年に西部市民生協と北部県民生協が設立されるとともに、桐生中央消費生協は
群馬県民生協と名称を変更しました。
1984年にはこれらの三つが合併し、
群馬県民生協が成立。
1992年には、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、ちばコープ、さいたまコープが参加してコープネット事業連合が設立されました。その後、
群馬県民生協は
前橋市民生協と合併し、現在のコープぐんまが誕生します。
2006年には
高崎市民生協と東毛生協も合併し、8店舗の
スーパーマーケットを展開するまでに成長しましたが、経営効率を重視し、過去には数回の店舗閉鎖を経験しました。2014年には大型店舗のみを残し、元気に営業を続けています。
店舗と宅配サービス
最新の情報として、コープぐんまには
前橋市や
高崎市、
桐生市など複数の都市に
スーパーマーケットが存在します。特にコープ
昭和店やコープ細井店、
高崎市内のコープ寺尾店は、地域の生活に欠かせない存在となっています。
また、コープデリという宅配サービスも行っており、県内には9つの拠点を構えています。これにより、年齢や障害を持つ方々にも便利さを提供しており、地域住民からの信頼を得ています。
コープカードと特典
コープぐんまでは組合員向けのポイントカード、いわゆるコープカードを発行しています。このカードを利用することで、購入金額に応じたポイントが貯まり、特定の条件を満たすとボーナスポイントも付与される仕組みが整っています。ポイントはたまった分をお買い物券に換えることが可能です。
さらに、毎月の特定の日には割引サービスもあり、経済的なサポートも行っています。また、年に数回行われる優待ハガキの配布によって、組合員への特典が充実している点も特色です。
まとめ
生活協同組合コープぐんまは、長い歴史を持ちながら、時代に合わせた事業展開を続けています。地域密着のサービスや組合員特典を充実させることで、今日も多くの人々の生活を支えています。今後もさらなる発展が期待される組織の一つです。