用田和仁

用田和仁（もちだ かずひと）

用田和仁氏は、1952年7月16日に福岡県で生まれました。福岡県立修猷館高等学校を経て防衛大学校に進学し、土木工学を専攻しました。19期生として卒業後、陸上自衛隊に入隊。

経歴

用田氏は、陸上自衛隊において、そのキャリアを通じて重要な役職を歴任しました。初期には陸上幕僚監部人事部計画課長を務め、その後も陸上幕僚監部教育訓練部長、統合幕僚監部運用部長など、防衛の中枢に関わるポストを経験しました。また、第7師団長として部隊の指揮を執るなど、現場での経験も豊富です。

2008年3月には西部方面総監に就任し、2010年3月に退官するまで、その重責を果たしました。退官後は、三菱重工業の顧問として、民間企業での活動も行っています。

さらに近年では、日本ビジネスプレスでコラムニストとしても活動しており、外交や国防に関する記事を執筆し、その知見を社会に発信しています。コラムニストとしては、長年の自衛隊での経験や国防に関する専門的な知識を活かし、複雑な国際情勢や安全保障問題を分かりやすく解説しています。

人物像

用田氏は、自衛官としての経験に基づいた深い洞察力と、それを平易な言葉で伝える能力を兼ね備えています。その経歴から、国防に関する専門家としての顔を持つ一方で、コラムニストとしては社会的な問題にも積極的に関与しており、多面的な活躍を見せています。

参考文献

* 『人事興信録 第45版（下巻）』 興信データ、2009年

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