田口雅也

田口 雅也について

田口 雅也（たぐち まさや、1992年5月20日生まれ）は、大阪府箕面市に生まれた陸上競技の選手です。日章学園高等学校を経て、東洋大学経済学部を卒業し、現在はHonda陸上競技部に所属しています。

来歴と成績

田口は中学3年生の時に第13回都道府県対抗駅伝で2区に出場し、区間10位の好成績を残しました。高校時代、彼は1年生で5000mを14分台で走る記録を打ち立てましたが、その後は際立った成績を残すことができませんでした。しかし、東洋大学に入学してから彼の実力は急速に伸びていきました。

特に、上尾ハーフマラソンで8位に入賞し、その実力が認められることとなります。第88回箱根駅伝では4区に起用され、トップでタスキを受けた田口は、区間記録に迫る走りを見せ、往路優勝に貢献しました。彼の走りにより、チームは総合優勝を達成しました。

2年目には関東インカレハーフマラソンで3位に入賞し、さらなる成績を追求。第44回全日本大学駅伝でも1区で区間賞を獲得し、再びその名を知らしめました。第89回箱根駅伝でも1区を務め、区間賞という素晴らしい結果を残した彼は、3年生になるとチームの主力として活躍し続けました。

夏の合宿の後にパフォーマンスが落ちたものの、第25回出雲駅伝では1区で区間6位、その後の全日本大学駅伝での区間4位もあり、最終的には第90回箱根駅伝で区間3位となり、チームの総合優勝に寄与しました。

4年生では主将に就任し、大きな責任を担いながらも関東インカレハーフマラソンで2位になり、3年連続の入賞を果たしました。第91回箱根駅伝でも安定した成績を残し、再びチームは成功を収めました。

実業団でのキャリア

Hondaに所属後、田口は2年目からニューイヤー駅伝に連続出場。初年度は多くのスタート位置を経験し、3年目にはエース区間の4区を務めるなど、実業団でも貴重な選手となりました。さらに、2021年に初マラソンに挑戦し、びわ湖毎日マラソンでの経験を経て、福岡国際マラソンで非常に優れた2時間09分35秒というタイムを記録し、8位入賞を果たしました。

プライベート

田口の趣味は買い物であり、彼の夢はオリンピック出場です。これまでの多くの成績を踏まえて、将来のスポーツシーンでの活躍が期待され、それに向けた情熱を持ち続けています。

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