田沼広之

田沼広之（たぬま ひろゆき）は、1973年5月24日生まれの日本の元ラグビー選手です。神奈川県出身で、身長193cm、体重90kgという恵まれた体格を活かし、ポジションはロックとして活躍しました。

選手としてのキャリア

田沼は、湘南学園高校から日本体育大学に進学し、ラグビー部で頭角を現しました。大学4年時には、対抗戦グループ優勝を経験しています。卒業後はリコーに入社し、実業団選手としてキャリアをスタートさせました。

1996年には、韓国戦で日本代表としての初キャップを獲得。その後、日本代表の中心選手として活躍し、アジア大会優勝にも貢献しました。日本代表としてのキャップ数は42を数え、1999年と2003年のラグビーワールドカップにも出場しています。そのプレーから、ファンからは「タヌー」の愛称で親しまれていました。また、7人制日本代表にも選出された経験を持ちます。

指導者としてのキャリア

2010年に現役を引退後、田沼はリコーのコーチとしてチームを支えましたが、2015年に退団。その後、母校である日本体育大学ラグビー部の監督に就任し、後進の育成に力を注いでいます。選手としてだけでなく、指導者としてもラグビー界に貢献しています。

その他の活動

田沼は、2019年に放送されたTBSテレビのドラマ「ノーサイド・ゲーム」に、西荻崇役として出演しました。ラグビー経験者として、その存在感を示しました。

所属チーム

湘南学園中学校・高等学校
日本体育大学ラグビー部
* リコーブラックラムズ

田沼広之は、選手としてはもちろん、指導者としても日本のラグビー界に大きく貢献している人物です。その豊富な経験と知識を活かし、今後もラグビー界を盛り上げていくことが期待されます。

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