田淵 智也(たぶち ともや)
1985年4月26日生まれの田淵智也は、日本のロックシーンで幅広く活躍する
ベーシスト、
ソングライター、
音楽プロデューサーです。彼はスリーピース・ロックバンド
UNISON SQUARE GARDENとロックバンドTHE KEBABSのメンバーとして知られ、
エレクトリックベースやコーラスを担当しています。また、音楽プロデュースチームQ-MHzの一員としても精力的に活動しています。
生い立ち
田淵は
早稲田大学の政治経済学部を卒業し、大学では
財政論を専門に学びました。彼は同学年のメンバーとともに
UNISON SQUARE GARDENを結成した仲間で、なんと幼少期からの親友とも言えます。彼の幼少期はサッカー少年として過ごし、当初の夢はJリーグ選手だったものの、次第に音楽の道へと進むことになります。また、大学時代にはアルバイトをしながら、バンド活動を行っていましたが、トランポリンの単位だけを落としたり、柔道部にも在籍していた時期がありました。
音楽キャリア
UNISON SQUARE GARDENの全楽曲の
作詞・
作曲を手掛けており、特に
斎藤宏介が
作曲した数曲を除く全楽曲に関わっています。彼が作る楽曲には
アコースティック・[[ギター]]を多用し、影響を受けたアーティストとしてゆずを挙げています。また、バンドメンバーと共によくステージ上を動き回り、「日本で一番見切れる
ベーシスト」として知られています。2014年にはテレビ朝日の「
ミュージックステーション」でバンドとして初めて出演し、
作詞作曲の「harmonized finale」を披露しました。
近年ではLiSAや
内田真礼、声優ユニットDIALOGUE+などに楽曲を提供し、さらなる音楽的展開を見せています。田淵は特にLaLaの
アニメソングファンであり、専門雑誌「リスアニ!」での連載も手がけています。
使用機材
彼のメインベースはSago Classic Style J4 Customで、
作曲時には様々な機材を駆使しています。彼の演奏スタイルでは、指弾きが主流ですが、THE KEBABSではピックを使うこともあります。また、エフェクターやアンプにもこだわり、様々な音色を実現しています。
プロデュース活動
2015年には、田代智一や
畑亜貴との共作でプロデュースチームQ-MHzを結成。さらに、2018年にはTHE KEBABSを結成し、より幅広い音楽活動を展開しています。
2020年には自身の自主企画イベント「CAP A ROCK」を発表し、音楽シーンでの存在感をさらにつけています。
音楽活動に加え、田淵は田代智一と共に
インターネットラジオ「たっちレディオ」を毎週日曜に更新。ここではサブカルチャーや音楽についてのトークを展開し、リスナーとの交流を深めています。さまざまなリスナーからの投稿を受け付け、時事ネタやアニメについての話題を提供し続けています。
プライベート
好物は鶏の唐揚げやあさり、ブロッコリーといった家庭的な料理で、逆にトマトや納豆は苦手だと語っています。音楽だけでなく、豊かな文化的バックグラウンドを持つ田淵智也の今後の活躍から目が離せません。