田渕明日香

田渕明日香（たぶち あすか、旧姓：長門、1982年12月17日 - ）は、埼玉県出身の元バスケットボール選手であり、現在は指導者として活動しています。彼女のニックネームは「セナ」で、ポジションはガードでした。

プロフィール

田渕は、中学校でバスケットボールを始め、名門の桜花学園高校に進学。同期には大神雄子選手がおり、インターハイで2度、ウィンターカップで3度の優勝を経験しました。また、ジュニア日本代表にも選出され、その才能を早くから開花させました。

筑波大学に進学後も、4年時には主将としてチームを牽引し、インカレ優勝に貢献。大学卒業後は、デンソーに入社し、ルーキーシーズンから目覚ましい活躍を見せ、Wリーグのルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。しかし、2008年に25歳という若さで現役を引退しました。

引退後、田渕は地元に戻り、埼玉県立皆野高等学校に勤務。教鞭を執る傍ら、バスケットボール部の指導にもあたりました。さらに、第1回アジアビーチゲームズでは、ビーチバスケットボール日本代表の監督を務めました。この時、チームのメンバーは全員が母校である桜花学園の1年生で構成され、チームリーダーは恩師である井上眞一氏が務めたことは特筆すべきでしょう。

2009年には、桜花学園のアシスタントコーチに就任し、後進の育成にも力を注ぎました。同期である大神雄子選手とは、現在も親友として交流が続いており、大神選手のブログにも時折登場しています。

経歴

桜花学園高
筑波大学
デンソー（2005年〜2008年）

日本代表歴

1998・2000アジアジュニア選手権
2001ジュニア世界選手権
2002アジアヤングウーメン選手権

受賞歴

Wリーグ2005-06 ルーキー・オブ・ザ・イヤー

関連項目

日本のバスケットボール選手一覧
埼玉県出身の人物一覧
筑波大学の人物一覧

田渕明日香は、選手としてだけでなく、指導者としても多くの実績を残し、バスケットボール界に貢献し続けています。その情熱と才能は、今後も多くの人々に影響を与えていくことでしょう。

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