町田市立南第四小
学校(まちだしりつみなみだいよんしょうがっこう)は、東京の
町田市金森東三丁目に位置する公立の小
学校です。地域の教育の中心的な役割を果たしており、多くの子どもたちに学びの場を提供しています。略称は「南四小」で、最寄りの成瀬駅からは徒歩約10分の距離にあります。
沿革
南第四小
学校は1968年に創立され、以降多くの歴史的な節目を迎えています。初めは
町田市立南第三小
学校の金森分校として1967年に設立され、翌年に独立した
学校としての開校を迎えました。1969年には校章や校歌の制定、さらにはプールが完成し、
学校のシンボルが整いました。
1970年代には、
町田市の研究協力校として算数の授業に自主的な研究が行われ、その後も教育内容の充実が図られました。特に1974年にはなかよし学級が開設され、様々なニーズを持つ子どもたちに配慮した教育が進められました。1984年と1987年にはそれぞれ市の研究奨励校として発表が行われ、多くの成果を上げました。
1991年には才能開発実践教育賞を受賞し、同じ年に文部省からの研究推進校にも指定されました。この時期、
学校は教育課題に積極的に取り組み続け、さまざまな教育実践を行ってきました。
2000年代に入ると、障がい学級におけるパソコンモデル校として新しい道を開いたり、給食室の改修が行われたりしました。2007年には40周年を迎え、記念式典が開催されました。その後も教育の質向上に向けた取り組みが続けられ、2009年には小中一貫教育地域型モデル校に指定されました。
2010年からは校庭の芝生化が進められ、2013年には
東京都スポーツ教育推進校として多様なスポーツ活動が行われています。また、万引き防止普及活動により、
東京都から表彰を受けるなど社会貢献にも力を入れています。
近年ではオリンピック教育に関する取り組みが目立ち、
東京都からオリンピック・パラリンピック教育推進校にも指定されています。2019年には体力向上優良校としても評価され、2022年の55周年記念運動会・展覧会も大盛況に開催されました。
南第四小
学校では、運動会が毎年5月に行われ、学芸会や展覧会は11月に開催されます。これらの行事は、生徒たちの成長を見守る大切な機会となっており、地域の方々や保護者が一緒に参加できる場となります。
著名な出身者
校内からは多くの著名な人物が輩出されており、その中には元体操選手の内山由綺さんがいます。彼女のように、多くの生徒が夢を持って成長しています。
近隣には
町田市立南第二小
学校、南第三小
学校、高ヶ坂小
学校、小川小
学校があり、進学先としては
町田市立南中
学校があります。また、高等
学校としては
東京都立成瀬高等
学校や小川高等
学校があります。
南第四小
学校は教育に対する姿勢が高く、多様な活動を通して地域社会に貢献し続けています。公式ウェブサイトも用意されており、詳細な情報はそちらから得ることができます。