町田市立木曽中学校

町田市立木曽中学校

町田市立木曽中学校は、東京都町田市の木曽西に位置する公立の中学校です。この学校は、都大会での優勝経験を持つクラブ活動が豊富で、小山町や図師町などの周辺地域からも多くの生徒が通っています。校制服は、30年以上にわたり同じものが使われ続けており、学校の伝統を感じさせます。

2023年4月時点で、同校には9クラス、308名の生徒が在籍しています。かつては野外学習場を運営しており、その施設を利用したイベントも行っていました。

沿革

町田市立木曽中学校の歴史を振り返ると、1981年に校舎建設に伴い発掘調査が実施され、その際、縄文時代に属する遺跡が見つかりました。1983年に開校し、翌年には校章、校歌、校旗が制定されました。1992年には野外学習場である「ドリームパーク」が完成し、10周年を祝う式典が行われるなど、地域に根ざしたイベントや施設が充実しています。

1993年にはパソコン室が完成し、1994年には菜園が設けられ、環境教育の一環として利用されました。夜間照明が完備されたのは1995年で、これにより学校活動が広がりました。2002年には図書指導員が導入され、より良い学習環境が整いました。

さらに、学校では年ごとに様々な記念行事が開催され、2012年には創立30周年を祝う式典が開催されました。2020年には菜園の一部を災害時用トイレとして転用するなど、地域貢献の姿勢も大切にしています。2022年には創立40周年を迎えるなど、歴史と共に成長を続けています。

教育目標

学校の教育理念は「知性を磨き、意志を鍛え、健康な心とからだをつくる」というものであり、その中で『不撓不屈』と『誠心誠意』の精神を大切にしています。生徒には、困難に立ち向かう強い意志と、他者への感謝を持ちながら生活する態度を育てることを目指しています。

部活動

町田市立木曽中学校では、さまざまな部活動が盛んに行われています。運動部にはサッカー、陸上、野球、バドミントン、バスケットボール、女子ソフトテニス、男子ハンドボールがあり、多くの大会に参加しています。

文化部では、美術部と吹奏楽部が特に目立っており、吹奏楽部は定期演奏会や老人ホームでの出張演奏を行っています。家庭科部やJRC部も活動が活発で、地域ボランティアや手話学習を通じて社会貢献にも力を注いでいます。

進路

卒業生の多くは、地元の高校や高等専門学校へ進学を果たしています。特に人気があるのは都立高校として小川高校、成瀬高校、狛江高校ですが、自校作成公立高校への進学も少数ながら行われています。

交通

アクセスについては、JR東日本横浜線の古淵駅から徒歩20分、または淵22系統のバスを利用してニュー相模団地で下車后、徒歩3分の距離に位置しています。町田駅からは、町12・16・17・33・78系統のバスを利用して木曽南団地で下車すると、徒歩約8分で到着します。

結語

町田市立木曽中学校は、教育環境が充実しており、部活動も活発な学校です。これからの時代を担う生徒たちが、ここでしっかりと成長していくことが期待されています。

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