町田洋介

町田洋介：バスケットボール選手、そして指導者として

町田洋介（まちだ ようすけ）は、1983年4月4日生まれ、神奈川県横須賀市出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはスモールフォワードとパワーフォワードをこなします。

選手としての軌跡

バスケットボールを始めたのは、横須賀市立神明中学校への入学と同時期でした。中学校は決して強豪ではありませんでしたが、町田選手は「走れるセンター」としてその才能を発揮し始めます。中学2年生の時には横須賀市選抜に選ばれ、横浜市選抜との試合で活躍。その活躍が認められ、神奈川県選抜にも選出されました。しかし、その夏、ピボットのターン時に膝の前十字靱帯を損傷してしまいます。成長期であったため手術は見送られ、その後もプレイを続けました。

法政二高に進学後、インターハイに2年連続で出場。全日本ジュニア候補にも選ばれるなど、着実にステップアップを果たします。高校3年生の秋に、中学時代に痛めていた前十字靱帯の手術を行い、ウィンターカップへの出場は断念せざるを得ませんでした。

法政大学に進学後、2年次にはインカレ・ベスト4に貢献。4年次には関東トーナメントで優勝し、優秀選手賞にも輝きました。また、ユニバーシアードには2大会連続で出場。U-24日本代表にも選ばれるなど、大学生としても輝かしい実績を残しました。

大学卒業後、東芝ブレイブサンダースに入団し、プロ選手としてのキャリアをスタートさせます。2008年には、bjリーグに新規参入する滋賀レイクスターズからドラフト全体1位指名を受け入団。ヘッドコーチからは「素材はすでに日本代表級」と評され、ポジションをフォワードにコンバートし、スコアラーとしてリーグナンバーワンプレイヤーを目指すことになります。2009年には、リンク栃木ブレックスへ移籍し、こちらもプロ契約を結びました。2011年に現役を引退。

指導者としての道

2013年、筑波大学男子バスケットボール部のアシスタントコーチに就任し、指導者としての道を歩み始めます。2015年には、札幌大学男子バスケットボール部のヘッドコーチに就任し、2016年のインカレでは14年ぶりの初戦勝利に導きました。2019年からは、B1リーグの宇都宮ブレックスのアシスタントコーチに就任。2021-22シーズンにはチームの2度目の優勝に貢献しました。2023年、B2リーグの越谷アルファーズのアシスタントコーチに就任。2024年からは、B1リーグへ昇格した越谷アルファーズのアソシエイトコーチとしてチームを支えています。

プレースタイル

東芝時代まではセンターを務めていましたが、滋賀レイクスターズ移籍後はフォワードにコンバート。コンバート後は、3ポイントシュートを積極的に狙うスコアラーとして活躍しました。

所属チーム

横須賀市立神明中学校
法政二高
法政大学
東芝ブレイブサンダース (2006年〜2008年)
滋賀レイクスターズ (2008年〜2009年)
リンク栃木ブレックス (2009年〜2011年)

町田洋介は、選手としてだけでなく、指導者としてもバスケットボール界に貢献している人物です。

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