町立上市図書館

町立上市図書館：地域住民の学びと文化を支える空間

富山県中新川郡上市町に所在する町立上市図書館は、地域住民にとってかけがえのない学習と文化交流の場です。上市町生涯学習会館という複合施設の2階南側に位置し、広々とした空間で快適な読書環境を提供しています。

充実した設備と豊富な蔵書

図書館の延床面積は1,003平方メートル。その広々とした空間には、3万冊を超える蔵書が収蔵されています。一般図書コーナーには2万冊、児童図書コーナーには5,500冊の児童書が用意されており、年齢層を問わず読書を楽しめる環境が整えられています。

蔵書以外にも、郷土資料室、親子で楽しめる親子読書コーナー、音楽鑑賞コーナー、新聞・雑誌コーナー、そして児童・一般閲覧コーナーなど、多様なニーズに対応できる設備が充実しています。特に、小さなお子さん向けの「えほんしつ（ゆめぽっけ）」は、親子の触れ合いを育む温かい空間として人気です。

さらに、利用者の利便性を高めるために、生涯学習会館1階の玄関横にはブックポストが設置されています。

歴史と発展

町立上市図書館の歴史は古く、1951年に上市公民館内に図書部が創設されたことに始まります。その後、1956年4月には上市中央公民館内に町立上市図書館として正式に設置され、1958年6月には富山県立図書館の分館にも指定されました。

1988年7月には、現在の場所である上市町生涯学習会館2階南側に移転。より広々とした空間と充実した設備で、地域住民にサービスを提供できるようになりました。そして、2008年8月には、子どもたちが自由に本と触れ合える「えほんしつ（ゆめぽっけ）」が新設され、さらに魅力的な図書館へと進化を遂げました。

アクセスと駐車場

図書館には、来館者用の駐車場が25台分用意されています。公共交通機関を利用する場合は、最寄りのバス停からのアクセスも良好です。

まとめ

町立上市図書館は、単なる蔵書施設ではなく、地域住民の学習意欲を高め、文化的な交流を促進する重要な拠点となっています。豊富な蔵書、快適な空間、そして充実した設備によって、多くの人々が読書を通して豊かな時間を過ごせる場所を提供しています。これからも、地域社会に貢献する図書館として、その役割を果たしていくことでしょう。

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