登里享平

登里 享平（のぼりざと きょうへい）

登里享平は、1990年11月13日に大阪府東大阪市に生まれたプロサッカー選手であり、現在はJリーグのセレッソ大阪に所属しています。彼のポジションはディフェンダーおよびミッドフィールダーであり、技術の高いプレーで知られています。

来歴

登里は東大阪市立孔舎衙東小学校および孔舎衙中学校を卒業した後、香川西高等学校へ進学します。在学中に彼は1年生からレギュラーとして活躍し、全国高等学校サッカー選手権大会に3年連続で出場しました。特に3年生のときには、第87回大会での市立船橋高校戦での勝利に貢献し、選抜メンバーにも選ばれました。また、2009年4月にはドイツ・デュッセルドルフで開催された国際ユースサッカー大会に日本高校選抜として参加し、4試合で3得点を挙げるなど注目を集めました。

2009年、登里は川崎フロンターレに入団し、同年6月20日にはJ1リーグでプロデビューを果たします。デビュー戦では、いきなりファーストタッチでシュートをするという印象的なスタートを切りました。その後、同年10月にはプロ初アシストと初ゴールも記録。特に、風間監督の下では左サイドバックとしての出場機会が増えました。2016年からは背番号が2に変更され、2017年には鹿島アントラーズとの対戦でリーグ戦でのゴールを決め、クラブのリーグ優勝に貢献しました。

登里はその後もクラブの成功に寄与し、2018年、2019年、2020年、2021年にかけて合計4回のリーグタイトルを獲得。また、2020年には自身初のJリーグベストイレブンにも選出され、天皇杯でも優勝に貢献しました。しかし、2022年には膝の怪我により長期間の離脱を余儀なくされました。

2023年には川崎フロンターレでの15年目を迎え、天皇杯優勝に貢献するなど、復帰を果たしました。2024年1月6日には、子どもの頃から応援していたセレッソ大阪への完全移籍が発表されましたが、復帰後すぐに負傷し、再度のリハビリを強いられました。

所属クラブ

• - クサカSS
• - EXE '90FCジュニア (東大阪市立孔舎衙東小学校)
• - EXE '90FC (東大阪市立孔舎衙中学校)
• - 香川西高等学校（2006年 - 2008年）
• - 川崎フロンターレ（2009年 - 2023年）
• - セレッソ大阪（2024年 - 現在）

個人成績

2009年から2023年までの間、登里は多数の試合に出場し、数多くのタイトルを獲得しました。初出場は2009年6月の大分トリニータ戦にて、初得点は同年10月のサンフレッチェ広島戦でした。

タイトル

クラブ

• - J1リーグ：4回（2017年、2018年、2020年、2021年）
• - Jリーグカップ：1回（2019年）
• - 天皇杯：2回（2020年、2023年）
• - FUJI XEROX SUPER CUP：1回（2021年）

個人

• - Jリーグ・ベストイレブン（2020年）

代表歴

• - 2009年：U-20日本代表
• - 2010年：U-21日本代表（アジア競技大会）
• - 2011年：U-23日本代表（ロンドン五輪アジア予選）

登里享平は、高い実力と献身的な姿勢でサッカー界において多くのファンから愛されています。今後の活躍にも大いに期待が寄せられています。

もう一度検索