白川町立佐見中学校

白川町立佐見中学校について

白川町立佐見中学校（しらかわちょうりつ さみちゅうがっこう）は、岐阜県加茂郡白川町に設置されていた公立の中学校です。この学校は主に佐見小学校の児童が進学する場所として知られていましたが、白川町の人口と生徒数の減少に伴い、2022年に統合されることとなりました。その後、校舎は白川町立佐見小学校の校舎として利用されています。

沿革と学校の歴史

白川町立佐見中学校の歴史は1947年にさかのぼります。この年の4月1日、加茂郡佐見村に佐見村立佐見中学校が設立されました。当初は上佐見小学校と下佐見小学校の校舎の一部を利用して運営されており、下佐見小学校には下佐見分校が設けられました。開校式は同年の5月3日に行われました。

1949年には、新たな校舎が今の場所に建設され、下佐見分校は廃止されました。1956年には佐見村、白川町、黒川村、蘇原村が合併し、これを受けて学校名も白川町立佐見中学校へと変更されました。

この学校は、1991年に現在の体育館が完成し、1998年には鉄筋コンクリート造の3階建ての校舎が新たに建てられるなど、時間を経て施設が充実していきました。教育環境の整備に絞られる努力がなされていたのです。

統合と閉校

しかし、残念ながら2022年3月に白川町立白川中学校に統合され、佐見中学校は閉校を迎えることになりました。この閉校は地域の生徒数の減少が大きな要因とされており、地域の教育環境が変わっていく様を物語っています。閉校後の校舎の利用については、小学校の校舎としての転用が決定されています。

参考資料と関連項目

佐見中学校の興味深い歴史や情報は、白川町の現代編（2005年）に詳しく記載されています。また、岐阜県中学校の廃校一覧として他の廃校と合わせて紹介されていることもあります。公式サイトでも学校の過去の活動や写真などが載せられており、昔の賑わいや思い出を振り返ることができます。

このように、白川町立佐見中学校は地域にとって長い間重要な役割を果たしてきましたが、時代の変化によりその歴史は幕を閉じました。

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