白桃ピーチよぴぴ

白桃ピーチよぴぴ

白桃ピーチよぴぴ（はくとうピーチよぴぴ）は、1991年8月17日生まれの日本のお笑い芸人です。彼は吉本興業の大阪本部に所属し、その個性的なスタイルで多くのファンに支持されています。

来歴

よぴぴは中学時代、両親の仕事の影響で長い間海外で過ごしました。特に、中学2年生から3年生までの間、トルコでアイスクリームの留学を経験しています。このトルコアイス発祥の地である「カフラマン・マラシュ」では、よぴぴは現地の人々の中で唯一のトルコアイス博士号を取得したというユニークな経歴を持っています。彼のトリビアとも言える記録は、なんとアイスを28分57秒間相手に取られずに保持するというもので、最終的にはアイスが溶けて試合が終了しました。

高校時代にはサッカー部に所属し、中でもボランチとして活動していました。この時期から彼は自分自身を「可愛い格好が自分の個性」と位置づけるようになりました。大学は龍谷大学に進学、声優の専門学校にも通いましたが、残念ながら挫折。しかし、彼は長年のあこがれであったダウンタウンの影響を受け、お笑いの道を志すことを決意しました。

NSC大阪校には41期生として入学。入学してからは自身を「よぴぴ」と呼び、その後「すこやかなよぴぴ」を経て現在の芸名に至ります。NSC在籍中は「メガホンズ」というグループで活動し、卒業後には「ニシ神べ」や「準優勝」、「アミーゴ・アミーガ」など様々なコンビで漫才やコントを披露しました。2019年にはピン芸人としてより多くの活動を行うようになり、その年の年末にはオールザッツ漫才の若手トーナメントで準決勝まで進出しました。

2020年のM-1グランプリでは、同期のキャツミとしんやとともにトリオ「しんや」を結成して出場、その後も複数のユニットでコンテストに挑戦しています。2021年には「チューリップフィクサー」としての活動も開始しました。その年には、チューリップフィクサー、しんや、アミーゴ・アミーガ、準優勝の4ユニットが2回戦まで進出しました。2023年には、チューリップフィクサーで初の準々決勝進出を果たしました。

芸風

よぴぴの芸風は、主に女子高生風の制服とカツラを身につけたスタイルで知られています。特に、アイドルの卵として早口漫談を披露することが得意ですが、その滑舌の悪さから聴き取りにくい部分もあり、逆にそれが彼のユニークさとなっています。「どないさかい」や「フローラルピース」といった決め台詞も特徴です。

出演

彼は過去にいくつかのレギュラー番組に出演しており、具体的には「バズ★ナイトナマー!」や「オールザッツ漫才」などで活動しています。また、「ウチのガヤがすみません!」や「その他の人に会ってみた」という番組にも登場しました。2022年には「元旦に爆誕!ネクストブレイク芸人ガチャ2022」や「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の特番でもその姿を見せました。

今後の活動

2024年5月1日、彼は福西と「準優勝」というコンビを結成し活動を発表しましたが、わずか2ヶ月で解散しています。それでも、ユニットとしての活動は続けており、M-1グランプリやキングオブコントなどの大会には引き続き出場しています。よぴぴはその独自のスタイルで、今後も日本のお笑いシーンでの存在感を発揮していくことでしょう。

もう一度検索