盛岡市役所

盛岡市役所について

盛岡市役所は、日本の地方公共団体である盛岡市の行政機関です。約1800人の職員が働いており、市の運営やサービス提供に努めています。この役所は、盛岡市の執行機関として様々な業務を実施しており、市民の生活に密接に関わる重要な役割を果たしています。

構成と庁舎

盛岡市役所は、本庁舎といくつかの分庁舎で構成されています。主な施設には、以下のようなものがあります。

• - 本庁舎（本館および別館）
• - 愛宕町分庁舎
• - 内丸分庁舎
• - 若園町分庁舎
• - 保健所庁舎
• - 都南分庁舎
• - 玉山分庁舎

本庁舎は、1962年に竣工した地下1階、地上8階の建物です。設計は建築家の圓堂政嘉によるもので、また1984年に竣工した別館も地上8階の構造となっています。

庁舎の規模と分散

本庁舎は手狭であるため、市の各部署は盛岡市内の複数の地点に分散して業務を行っています。2021年には肴町分庁舎が廃止され、その一部の業務が別の分庁舎へと移転しました。特に消費生活センターは内丸分庁舎に移ったため、市民サービスの利便性が増すことが期待されています。

各分庁舎の特徴

• - 愛宕町分庁舎

1974年に竣工したこの施設は、地上2階建てで公用車の管理などを行っています。

• - 内丸分庁舎

2012年に設置されたこの庁舎は、旧農林中央金庫のビルを利用しており、地震復興支援の拠点ともなっています。

• - 若園町分庁舎

1980年竣工のこの庁舎は、5階建てで多くの行政サービスを支えています。

• - 保健所庁舎

2006年に設置されたこの建物は、保健所業務を行う目的で整備されました。

• - 都南分庁舎

1992年に設立されたこの庁舎は、教育や農業に関する業務を担当しています。

• - 玉山分庁舎

2006年設置のこの施設は、主に玉山総合事務所の業務を行っています。

新庁舎整備の議論

盛岡市役所の本庁舎は、耐震診断の結果、強度が基準の半分程度であることが判明し、早急な対策が求められています。新たな庁舎の移転構想は何度か議論され、2020年には「新市庁舎構想検討会議」が設置されました。この会議において、整備地には内丸地区や盛南地区などが候補に挙げられ、最終的に2024年12月に内丸地区での建設が決定されました。

組織構成

盛岡市役所の組織は、市長、副市長、市長公室をはじめ、総務部、財政部、環境部など、多岐にわたります。これにより、行政業務が効率的に実施され、市民サービスが向上されるよう努めています。

まとめ

盛岡市役所は市民の生活を支える多くの業務を担当しており、地域の発展や市民サービスの向上を目指しています。新庁舎の整備に向けた取り組みも進行中で、今後もより良い行政を実現するために努力が続けられています。

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