盛岡市立河南中学校

盛岡市立河南中学校について

盛岡市立河南中学校（もりおかしりつかなんちゅうがっこう）は、岩手県盛岡市茶畑エリアに位置する公立の中学校です。この学校は、その広大な学区を持つことが特徴で、旧盛岡市の約3分の1を占めており、多くの生徒がバスを利用して通学しています。

沿革の重要な出来事

河南中学校の歴史は、1947年に遡ります。初めは「不来方中学校」を母体として、1953年に河南中学校が創立されました。その後も数々の重要な節目を迎えてきました。特に、1959年には同窓会が設立され、学校の活動が活発化しました。この年には陸上競技の女子部門で県の大会で優勝するなど、スポーツ面でも成果を上げています。

続いて1960年には全日本学校植林コンクールで5位を獲得し、1962年には県中総体でソフトボール部が準優勝を果たしました。1965年には陸上競技女子部が県中総体で2連覇を達成するなど、確かな実力を証明しています。

学校の歴史はその後も続き、1972年には中学校野球大会で準優勝、1974年には近隣の4校と統合し、一層の教育活動強化が図られました。1983年には創立30周年を祝う式典が行われ、新たに体育館が完成しました。

1990年代になると、英語弁論大会での優勝やスキー競技における市中総体優勝などが話題となり、2003年には創立50周年を迎えました。このように、河南中学校は歴史の中で多くの活動と成果を積み重ねてきた学校です。

行事について

河南中学校では、年間を通じて様々な行事が行われます。4月に新任式や始業式、入学式が行われ、また、身体測定や家庭訪問も行われるため、学校生活のスタートがスムーズに進められます。一方、5月には生徒総会や宿泊研修、遠足が予定され、6月には開校記念日を祝う行事や市中総体、校内陸上記録会といった体育関連のイベントが目白押しです。

7月には県中総体や親子球技大会があり、家庭とのつながりも深められます。その後の8月には新学期の始まりとともに、2年生の職場体験が行われるのが特徴です。

9月には市中陸上や文化活動の発表会があり、生徒の多様な活動が評価されます。10月から12月にかけては、生徒会や中間テスト、期末テストなど、学業に関わる重要な行事が続きます。特に、卒業に向けた準備が進む3月には、公立高校入試や卒業式が行われます。

卒業生の著名人

河南中学校の卒業生には、元プロサッカー選手の斉藤乙さんや俳優の戸塚純貴さんなど、名だたる人物がいます。彼らはこの学校での経験を基に、様々な分野で活躍しています。

このように、盛岡市立河南中学校は、確かな教育と豊かな歴史に裏打ちされた、公立中学校として地域に根付いている教育機関です。

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