直撃!コロシアム!! ズバッと!TV

直撃!コロシアム!! ズバッと!TV

概要

『直撃!コロシアム!! ズバッと!TV』は、2016年の4月から7月までTBS系列で放送された討論バラエティ番組です。毎週月曜日の19:56から20:57の時間帯に放送され、特定のテーマに基づき視聴者と直接対話を行う形で、日本の現状や市民のリアルな生活を「見える化」することを目的としています。

番組は、視聴者から収集したアンケート結果を取り入れつつ、テーマに関連する50人の論客や芸能人、文化人などを招いて行いました。司会は、辛坊治郎と南海キャンディーズの山里亮太（山ちゃん）が担当し、議論の進行をサポートしました。この構成により、視聴者は日常の中での疑問や悩みを共有し、様々な立場の人々と意見を交わすことができる画期的なプログラムでした。

放送形態

『直撃!コロシアム!! ズバッと!TV』は、TBSにとって初の試みとなるフライングスタート方式で、20時台のレギュラー番組が19:56に始まったのは開局以来初めてのことでした。また、TBSの歴史の中でも、かつてのラジオ東京テレビ時代から約60年ぶりに、19時台と20時台にまたがるレギュラー番組が放送されたことも特筆に値します。この新しい枠取りにより、視聴者はより早い時間帯から番組を楽しむことができました。

放送終了

しかしながら、2016年7月25日の放送をもって番組は打ち切られました。後続としては、『坂上忍の好きか嫌いか言う時間』が特別番組として数回放送された後、レギュラー番組として2017年9月まで続くこととなります。

出演者

シンプルながらも個性的なメンバーが揃い、番組を盛り上げていました。司会を務めた辛坊治郎は、ジャーナリストとして活動しており、読売テレビでは長いキャリアを持つアナウンサーです。一方、山里亮太は人気コメディアンで、彼の軽快なやり取りが番組に彩りを添えました。レギュラーパネラーには、秋野暢子、大島美幸（森三中）、木村祐一、カンニング竹山、東国原英夫（元宮崎県知事）、吉川美代子（元TBSアナウンサー）など、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが揃い、多様な視点から議論が展開されました。

制作チーム

この番組の制作には、多数の専門職が関わっています。構成作家やCG技術者、ナレーター、音響スタッフなどが一丸となって、視覚的にも聴覚的にも楽しめる番組作りを目指しました。特に、視聴者が参加しやすい環境を提供するために、リサーチ会社が実施したアンケートやデータ分析が重要な役割を果たしました。

街の声を届ける

この番組は、単に情報を伝えるだけでなく、街の人々の声を直接引き出し、現代日本に生きる人々の実情を映し出すことを目的としていたのです。それぞれの立場や意見を尊重しながら、真相に迫る内容は多くの視聴者に感銘を与え、共感を呼ぶものでした。視聴者とともに、日本社会について考えるきっかけを提供したこの番組は、当時の社会の中で大きな役割を果たしました。

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