相模原市立青和学園

相模原市立青和学園

相模原市立青和学園（さがみはらしりつ せいわがくえん）は、神奈川県相模原市緑区青野原に所在する公立の義務教育学校です。この学園は、相模原市の教育システムの中で重要な役割を持つ施設であり、地域の子どもたちに質の高い教育を提供することを目指しています。

概要

相模原市立青和学園は、相模原市立青野原小学校、相模原市立青根小学校、相模原市立青野原中学校、そして相模原市立青根中学校の4つの小学校と中学校を統合する形で2020年4月に設立されました。校舎自体は旧青野原小中学校の建物を使用しており、地域の歴史と新たな教育の取り組みを併せ持つ特性があります。この学校では、小学校と中学校の教育課程が一体化されており、継続的な学びの環境が整備されています。

沿革

青和学園の歴史は2020年の開校から始まります。4月1日には、相模原市内で初めての義務教育学校として新たに門出を迎えました。そして、開校を記念するイベントが4月6日に行われ、初めての入学式と始業式が挙行されました。この日の新入生は、新1年生8名と、卒業生から進級した新中学1年生相当の7年生10名の合計18名でした。新たにスタートしたこの学校には、全体で79名の生徒が在籍することとなりました。

さらに、開校から約7ヶ月後の11月14日には開校記念式典が開催され、地域の関係者や保護者も参加し、学校の新たな一歩を祝い祝賀しました。2021年3月11日には、最初の卒業生として9年生13名が卒業式を迎え、彼らの未来への進路を祝福しました。

通学区域

青和学園の通学区域は相模原市緑区に広がっています。その中には青根や青野原の全域が含まれ、さらに寸沢嵐地域の一部も通学エリアとして指定されています。この区画は、自然と触れ合える恵まれた環境に位置し、子どもたちの日常に活気と新鮮さを提供しています。

周辺環境

相模原市立青和学園の周辺には国道413号が通っており、交通アクセスが良好です。また、相模原市立青野原保育園が近くにあり、進学前の保育を行っています。このような位置により、地域コミュニティとのつながりを強化し、子どもたちが安心して成長できる環境が整います。さらに、東野自治会館も近隣にあり、地域の活動スペースとしても利用されています。

アクセス

青和学園へのアクセスは、神奈川中央交通が運行するバスの「三55系統」及び「三56系統」を利用して、「青和学園前」バス停で下車する方法があります。交通の便が良いため、通学がしやすいという利点があります。

まとめ

相模原市立青和学園は地域の子どもたちに教育の可能性を広げる場として、日々の教育活動を展開しています。歴史ある校舎を背景に、新たな教育の形を実現し、次世代を担う児童・生徒を育成しています。

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