相馬トランジスタ

相馬トランジスタ（そうまトランジスタ、1990年 1月18日 - ）は、日本の男性YouTuber、お笑い芸人であり、本名は相馬永吉（そうまえいきち）です。東京都武蔵野市吉祥寺出身で、多摩大学を中退しています。お笑いコンビ「ぷんにゃらぽんぺ」のメンバーであり、相方はカルビです。かつては人気YouTuberグループ「へきトラ劇場」と「へきトラハウス」のメンバーとしても活躍していました。

生い立ちと経歴

2005年4月、都立田無高校に入学し、2008年3月に卒業。大学進学を目指して浪人生活を送りました。2009年4月には多摩大学に入学するも、2010年に中退し、フリーターとなります。2011年には無職となり、引きこもりを経験しました。

2012年、引きこもりから脱却後、相方のカルビとお笑いコンビ「ぷんにゃらぽんぺ」を結成し、お笑い芸人としての活動をスタートさせましたが、同年中に解散しました。しかし、2022年に再結成を果たしています。

2013年、「ラフハウス劇場」という名前でYouTubeチャンネルを開設し、YouTuberとしての活動を開始。2015年からは、ワタナベマホトを中心とした「ポンポンタイムズ仲間家」にへきほーと共に加入しました。同年12月には、へきほーとYouTuberグループ「へきトラハウス」を結成し、GENESIS ONEに所属しました。

2017年7月には、方向性の違いからGENESIS ONEを退所し、Kiiiに移籍。同年9月にはチャンネル登録者数が100万人を突破し、「仲間家」を卒業しました。

2018年には、金森正晃監督の映画「饗」に出演し、スクリーンデビューを果たします。2019年4月、「へきトラハウス」はカワグチジンの脱退に伴い解散。5月には新たなYouTubeチャンネル「へきちゃん☆トラちゃん」を開設し、活動を再開しました。同年には、自身の引きこもり経験を基にした映画『誰にも会いたくない』で金森正晃監督と共同監督を務め、映画監督としてもデビューしています。

2020年には、ヒカルが率いるYouTuberグループ「NextStage」に加入。2021年5月には、「へきちゃん☆トラちゃん」が「へきトラ劇場」に改名。同年9月には契約満了に伴いKiiiを退所し、サムライパートナーズに移籍しました。

2022年5月、「へきトラ劇場」はへきほーの脱退により解散し、チャンネル名を「相馬トランジスタ」に変更し、個人YouTuberとして活動を開始しました。しかし、カルビが頻繁に動画に出演しています。同年7月には、「ぷんにゃらぽんぺ」を再結成し、お笑い芸人としての活動も再開しました。M-1グランプリにも挑戦しましたが、1回戦で敗退しています。

2023年3月には、「NextStage」が解散。同年4月には、ヒカルとYouTuberコンビ「ヒカル相馬の都市伝説」を結成しましたが、6月には解散しました。2024年5月には、YouTubeサブチャンネル「相馬家」を開設しています。

人物像

相馬トランジスタのイメージカラーは緑色です。初期の頃は黒の長髪でしたが、途中から髪を短くし、緑色に染めています。大学中退後、引きこもりを経験しており、その経験を動画で語ることもあります。また、ADHDとアスペルガー症候群の合併症と診断されたことを公表しています。

家庭環境

相馬の家庭環境は複雑です。母親はバツ2で、相馬の実父は母親の2人目の結婚相手です。また、姉とは異父姉弟の関係です。実父は相馬が生まれて間もなく母親と離婚したため、離ればなれになりました。その後、母親には事実婚のパートナーがいましたが、相馬が8歳の時に別れることになりました。

相馬がYouTuberとして成功し始めた頃、動画企画で実父や育ての親を探すことになりました。実父とは再会を果たしましたが、育ての親とは会うことはできませんでした。育ての親が困窮している状況を知り、相馬自身が「今は時期ではない」と判断したことや、母親から反対されたことが理由です。相馬は、再会には覚悟が必要だと語っています。

交友関係

相馬トランジスタは、多くのYouTuberや芸人と交流があります。特にへきほーやカルビとの関係は深く、長年の活動を共にしています。また、ヒカルをはじめとしたNextStageのメンバーとも親交があります。

相馬トランジスタ