相馬朋和

相馬朋和（そうま ともかず）は、1977年6月5日生まれの日本の元ラグビー選手であり、現在は指導者として活躍しています。現役時代はプロップ（PR）として、その恵まれた体格と屈強なフィジカルを活かしたプレーで多くのファンを魅了しました。特に、スクラムにおける強さは際立っており、チームを支える重要な役割を担っていました。

神奈川県出身で、身長183cm、体重122kgという恵まれた体格を持っていました。その体格を活かし、1993年から1996年まで在籍した東京高校ラグビー部時代には、高校ラグビー日本代表に選出されるなど、早くからその才能を発揮していました。ニックネームは「ソーマ」として親しまれていました。

1996年に帝京大学に進学し、ラグビー部に入部。大学時代もその実力を遺憾なく発揮し、チームの中心選手として活躍しました。2000年には、当時三洋電機ワイルドナイツ（現パナソニックワイルドナイツ）に入団し、トップリーグの舞台でプレーを始めます。パナソニックワイルドナイツでは、長年に渡りチームの中心選手として活躍し、2012年にはトップリーグ通算100試合出場を達成するなど、その実績は輝かしいものです。

また、日本代表としても24キャップを記録し、2007年のW杯にも出場。フィジー戦では代表初トライを挙げるなど、日本代表の主力選手としてもその存在感を示しました。国際舞台でも屈強なフィジカルとスクラムの強さを発揮し、日本のラグビー界に大きな貢献を果たしました。

2014年に現役を引退後は、指導者としてのキャリアをスタートさせます。2014年から2021年9月まで埼玉パナソニックワイルドナイツでスクラムコーチを務め、自身の経験と知識を活かしてチームを指導しました。その後、2021年10月からは母校である帝京大学ラグビー部のFWコーチに就任し、後進の育成に尽力しました。

そして、2022年3月からは、帝京大学ラグビー部の監督に就任。選手としてだけでなく、指導者としても高い能力を発揮し、チームを新たな高みへと導くことが期待されています。相馬朋和は、選手時代から指導者として現在に至るまで、常に日本のラグビー界を牽引する存在として、その活躍が注目されています。

相馬朋和の活躍は、多くのラグビーファンにとって記憶に残るものであり、彼の指導によって、今後の日本ラグビー界が更に発展していくことが期待されています。


経歴

1993年～1996年: 東京高校ラグビー部（高校日本代表選出）
1996年～2000年: 帝京大学ラグビー部
2000年～2014年: パナソニックワイルドナイツ
2014年～2021年9月: 埼玉パナソニックワイルドナイツ スクラムコーチ
2021年10月～: 帝京大学ラグビー部 FWコーチ
2022年3月～: 帝京大学ラグビー部 監督

関連項目

東京高等学校
帝京大学ラグビー部
埼玉パナソニックワイルドナイツ
岩間保彦 - 帝京大学時代の同級生

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