県北振興局

長崎県県北振興局：地域を支える県の出先機関

長崎県県北振興局は、佐世保市に本庁舎を構え、県北地域を管轄する県の出先機関です。その役割は、地域振興から保健、水産、農林、建設に至るまで多岐にわたり、地域住民の生活に密着した様々な行政サービスを提供しています。

所在地

県北振興局は、複数の庁舎を有しています。

本庁舎: 佐世保市木場田町に位置し、振興局の主要な機能が集約されています。
天満庁舎: 佐世保市天満町にあり、主に水産関係の部署が配置されています。
吉井庁舎: 佐世保市吉井町に位置し、農林関係の部署が置かれています。

所管区域と業務

県北振興局は、以下の4市5町を所管し、地域づくりに関する業務などを行っています。

佐世保市
平戸市
松浦市
西海市
北松浦郡（佐々町、小値賀町）
東彼杵郡（東彼杵町、川棚町、波佐見町）

ただし、保健部、水産課、農林部は、一部の市町において管轄が異なります。

保健部: 平戸市、松浦市、北松浦郡（佐々町）を所管。
水産課: 佐世保市、平戸市、松浦市、北松浦郡（佐々町、小値賀町）を所管。
農林部: 佐世保市、平戸市、松浦市、北松浦郡（佐々町、小値賀町）を所管。

組織

県北振興局は、以下の部署で構成されています。（2009年6月時点）

管理部: 総務課、企画振興課、会計課を擁し、振興局全体の管理運営を担います。
税務部: 納税課、課税課を擁し、税に関する業務を行います。
保健部: 企画調整課、衛生環境課、地域保健課を擁し、地域住民の健康をサポートします。
商工水産部: 商工観光課、労政課、水産課を擁し、地域経済の活性化を目指します。
農林部: 農業振興課、技術普及課、用地管理課、土地改良課、林業課、森林土木課、衛生課、防疫課を擁し、農林業の振興を図ります。
建設部: 管理第一課・第二課、用地第一課・第二課、道路建設第一課・第二課、道路維持第一課・第二課、河川防災課、港湾漁港課、建築課を擁し、地域インフラの整備を推進します。

また、田平土木維持管理事務所、大瀬戸土木維持管理事務所、雪浦ダム管理事務所などの出先機関も有しています。

沿革

県北振興局は、時代とともに組織や名称を変えながら、地域に貢献してきました。

1947年（昭和22年）：長崎県佐世保出張所が設置。
1955年（昭和30年）：県北支庁が設置。
1963年（昭和38年）：県北開発振興局が設置。
時期不明：県北振興局に改称。
2009年（平成21年）：組織改編。
2017年（平成29年）：パスポート発券業務を佐世保市に移管。

まとめ

県北振興局は、長崎県北地域の振興に不可欠な存在です。地域に根ざした活動を通じて、住民の生活を支え、地域社会の発展に貢献しています。

参考文献：『長崎県総合計画チェンジ＆チャレンジ2025』

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